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長距離ドライブにもおすすな中古SUV5選

レクサス NX300h

連休や夏休み、年末年始などに長距離を走って、観光やアウトドアレジャー、故郷への帰省などをすることがあります。

そんなときに選びたいのが、ロングドライブを得意とするクロスオーバーSUVです。

もともと視線が高いことにくわえてたくさんの荷物を積むことができるSUVは、ロングドライブにも最適。そんなSUVを5台ピックアップしました。

Chapter
ロングドライブ強いSUVを選ぶポイントは5つ
ロングドライブ向きのクロスオーバーSUV5選
中古車はロングホイールベース&エンジントルクを基準に選ぶと吉

ロングドライブ強いSUVを選ぶポイントは5つ

レクサス NX300h

ロングドライブで重視したいポイントはいくつもありますが、ここではそのなかでも特に気になる
・走行安定性
・乗り心地
・室内の広さ
・運転運転支援システム
・ドライバーの疲労度
という5つのポイントについて解説します。

まず走行安定性ですが、これは走行中(特に高速道路など)にハンドルの微修正がおおきく関係します。

微修正のほとんどは、横風や路面の轍などでハンドルをとられたときにドライバーが無意識で行っているもので、これが多いと知らず知らずのうちに疲労がたまります。

反対にいえば直進安定性に優れている車両はその微修正が少なく、ドライバーの疲労も軽減されます。

一般的にホイールベースが長い車両は直進性に優れます。また4WD車も同様で、横風にも強いというメリットも持っています。

次の乗り心地にも、ホイールベースの長さは関係ています。ホイールベースが短いと室内の乗員は車体のピッチングの影響を受けやすく、結果乗り心地が悪いと感じます。

もちろんサスペンションまわりの性能も重要ですが、これは試乗をしてみなければわかりません。

室内の広さはボディサイズが大きくなれば、それに比例するように大きくなります。ひと昔前のアメ車がそれです。

大きく冗長なボディは優雅で威厳もありますが、反面、日本のような道路事情では取り回しに苦労する場面も少なくありません。

そこでボディをそれほど拡大せずに室内を広くするための手法としてホイールベースの延長が行われます。サスペンションを収めるタイヤハウスをボディの四隅に追いやることで、室内を広く設計することが可能になります。

先進運転支援システムは、ドライバーの疲労軽減と燃費改善に関係します。

とくに自動運転レベル2以上に相当するシステムであれば、高速道路でドライバーはハンドルを握っている必要はあるものの、アクセルとブレーキ操作は自動、ハンドル操作も基本は車両のシステムが行ってくれるなど、ドライバーの疲労軽減に大きく役立ちます。

そのほか、室内に侵入するノイズの低減や、高速道路でアクセルを踏んだときの十分な加速や、ちょっとした上り坂で大きくキックダウンがしないエンジンの性能などもドライバーの疲労度を和らげる要因になります。

こういった条件を満たすSUVは、どんな車両があるのでしょうか?

ロングドライブ向きのクロスオーバーSUV5選

ホイールベースがある程度長く、先進運転支援システムを搭載していて、エンジンもトルクフルという条件が揃ったクルマは、ロングドライブ向きと言えます。

ドライブ先で天候が変わったり、路面条件が極端に悪くなることもあるので、駆動方式はフルタイム4WDが理想ですが、燃費を重視するならFFの2WDでも良いでしょう。

なかには電子制御によって4WDに近い走行性能を発揮する2WDモデルも存在しています。

おすすめのクロスオーバーSUV:トヨタ ハリアー(4代目)

トヨタ ハリアー

全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mmというボディサイズに、2,690mmとという長めのホイールベースで乗り心地に優れる設計です。

なかでもハイブリッドモデルは、FFで22.3km/L、4WDでも21.6km/L(いずれもWLTCモード燃費)という好燃費であることにくわえ、4WDのE-Fourはさまざまな場面でリアモーターが作動して、車両の走行安定性にも寄与します

ちなみに燃料タンク容量はいずれも55Lで、満タンでの航続距離は千キロを軽くオーバーすることで、長距離ドライブでもガソリンの残量をさほど気にしなくてすむのは心強いですね。

また吸遮音材・制振材の効果的な配置や高遮音ガラスの採用により静粛性が高められているのもポイント。

さらにレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)、レーントレーシングアシストのほか、ブラインドスポットモニター(グレード別設定)も設定されるなど、先進運転支援システムも充実しています。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

おすすめのクロスオーバーSUV: トヨタ RAV4(5代目)

トヨタ RAV4

2018に発売された5代目RAV4は、ハリアーと同じプラットフォームを使う兄弟車です。

ボディサイズは、ハリアーよりも若干小さい全長4,600mm×全幅1,855mm×全高1,685mmですが、ホイールベースはハリアーと同じ2,690mmです。

スクエアを基本としたボディデザインによって、荷室容量はハリアーの409Lに対して、542Lという圧倒的に大きなスペースを確保して、ロングドライブや道具の多いアウトドアアクティビティにも強い一面を持っています。

駆動方式は4WDモデルが中心で2WDは、ガソリン、ハイブリッドともにエントリーグレードのXのみというラインナップからもこのクルマの性格が現れています。

それぞれの燃費は、ガソリン車が15.2〜15.8km/L、ハイブリッドが20.3〜21.4km/Lとなっています。

レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)、レーントレーシングアシスト、オートマチックハイビーム、パーキングサポートブレーキなどの先進運転支援システムを装備しています。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

おすすめのクロスオーバーSUV: マツダ CX-5(2代目)

マツダ CX-5

マツダ 2代目CX-5は、全長4,545mm×全幅1,840mm×全高1,690mmのボディサイズに、2,700mmという長いホイールベースを持っています。

都会的なスタイリングで人気のCX-5の室内寸法は、室内長1,890mm×室内幅1,540mm×室内高1,265mmというもので、この数値はトヨタ ハリアーを上回ります。

エンジンは、2.0Lと2.5Lのガソリンに、2.2Lのクリーンディーゼルを用意。クリーンディーゼルの燃費は、2WD(FF)が17.4km/L〜19.5km/L、4WDが16.6km/L〜18.7km/Lというもので、数値的には他社のハイブリッド車におよばないものの、燃料費でその差を埋めることができます。

加えて、最大トルク450Nm(45.9kgm)を2,000rpmという低回転域から発生するので、高速道路での移動はもちろんワインディングでも疲労度の軽減に役立ちます。

先進運転支援システムには、スマートブレーキサポート&マツダレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)、車線逸脱警報システムなどを装備。

さらにハンドル操作に応じてエンジンのトルク量を変化させるG-ベクタリング コントロール プラスを4WDモデルだけでなく2WDモデルにも装備して走行をサポートします。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

おすすめのクロスオーバーSUV: 日産 エクストレイル(3代目)

日産 エクストレイル 3代目

日産の3代目エクストレイルのボディサイズは、全長4,690mm×全幅1,820mm×全高1,740mm。

ホイールベースは2,705mmと長く、室内長も2,005mmと室内の居住性が高いことが魅力です。

とくに熟成が進んだ2017年以降は、先進安全装備の「プロパイロット」をグレード別に設定するとともに、衝突被害軽減ブレーキも進化して基本性能を向上。

さらに2020年の刷新では、ガソリン車の20Xiとハイブリッドの20Xi HYBRIDが、インテリジェントエマージェンシーブレーキの性能がアップされるとともに、プロパイロットも性能が向上しています。

また4WDモデルは走行状況に応じてモードを選択できる電子制御4WDシステムの「インテリジェント 4×4」を採用。高速道路からちょっとしたラフロードまで、さまざまな道路状況に対応してくれます。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

おすすめのクロスオーバーSUV:レクサス NX(初代)

レクサス NX300h

2014年に販売が開始されたレクサス初のコンパクトクロスオーバーSUVがNXです。コンパクトとは言っても当時のハリアーと共通のプラットフォームを使ったボディサイズは、全長4,630mm×全幅1,845mm×全高1,645mmというもので、国内では十分にミドルクラスの大きさ。

ホイールベースは、2,660mmとやや短めですが、室内寸法は室内長2,080mm×室内幅1,520mm×室内高1,180mmと、かなりの広さです。

初代のパワートレーンは2.0Lガソリンターボと2.5Lハイブリッドの2つで、いすれも2WDと4WD(ハイブリッドはE-Four)を用意。2020年式モデルのWLTCモード燃費は、ガソリンターボが11.4km/L〜12.6km/L、ハイブリッドは15.8km/L〜17.8km/Lというもの。

運転支援システムは、当初全車速追従機能付きのレーダークルーズコントロールと、ステアリング制御機能付きレーンデパーチャーラートをオプション設定していたものの、2017年のマイナーチェンジでLexus Safety System +が標準装備され、前述のシステムも搭載。

さらに2019年の改良では、Lexus Safety System +の性能アップとともに、同一車線内中央を走行できるように操舵支援を行う「レーントレーシングアシスト」と「ロードサインアシスト」「先行車発進告知機能」が追加され、ドライバーの負担を軽減しています。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

中古車はロングホイールベース&エンジントルクを基準に選ぶと吉

ロングドライブに適した素養とは、ある程度のホイールベースと高速の追い越しなどでもたつかないエンジントルク、走行安定性に集約できるかもしれません。

ここで紹介したほかにも、三菱 アウトランダーPHEVやスバル フォレスター、輸入車ならフォルクスワーゲン ティグアン、ボルボ XC40などがあります。

それぞれ特徴があるので、自身のライフスタイルにマッチした1台を選びましょう。

車選びドットコムマガジン編集部

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