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ミラココア(ダイハツ) モデルチェンジ情報

ミラココアは、ダイハツの軽セダン(ハッチバック)です。ミラの派生車種で、ミラジーノの後継車種として位置づけられた車種でした。

デザインコンセプトは「あたたかモダン」で、水平基調でシンプルな面構成のボディーは角に丸みを付け、丸形のヘッドライトで愛らしさを演出しました。
サブネームのココアは、ココアを飲んだときのようなほっとする雰囲気、心や気持ちを温かくしてくれるクルマを表現しています。

Chapter
モデルチェンジの歴史・略年表
初代(L675S/L685S型・2009年〜2018年)解説
今後のフルモデルチェンジ予定
まとめ

モデルチェンジの歴史・略年表

ダイハツ ミラココア

2009年 初代発売
2012年 マイナーチェンジ
2014年 マイナーチェンジ
2018年 生産・販売終了

初代(L675S/L685S型・2009年〜2018年)解説

ダイハツ ミラココア

外観

カラーバリエーションは11色です。

グレードのうちプラス系シルバールーフレールを装着しているため、車高が+30mm高い1,560mmとなり、ほとんどの機械式立体駐車場(上限1,550mm)への入庫はできなくなっています。

全長全幅全高
3395mm1475mm1530mm

インテリア/装備

ダイハツ ミラココア インテリア

インパネは3色(ピンク、アイボリー、ブラウン)から、シートの色も3色(ピンク、アイボリー、ブラウン)から選択できます。

室内長室内幅室内高
1930mm1345mm1240mm

走行性能/燃費性能

エンジンはDVVT付き自然吸気の水冷直列3気筒 KF-VE型を搭載しています。

最高出力は43Kw、最大出力は65Nm、燃費性能は19.4Km/Lです。

安全性能

ダイハツ ミラココア 安全性能

衝突安全ボディ(TAF)を採用し、万一の場合の歩行者への傷害も軽減するボディ構造となっています。

マイナーチェンジ(前/後の変化について)

ダイハツ ミラココア マイナーチェンジ

ミラココアは、2度のマイナーチェンジが行われています。

1度目のマイナーチェンジは2012年に実施されました。
ミライースに採用している「e:sテクノロジー」のうち、新型エンジンと改良型CVTを組み合わせたパワートレイン、停車前アイドリングストップ機能付新型「eco IDLE(エコアイドル)」、エコ発電制御(減速エネルギー回生機能)を採用したことで燃費が大幅に向上(JC08モードで2WD車は26.0km/L、4WD車は25.6km/L)。
これにより、全車で「平成27年度燃費基準+20%」を達成しました。

  最高出力 最大トルク 燃費性能
変更前(2WD) 43Kw 65Nm 23.5Km/L
変更後(2WD) 38Kw 60Nm 26.0Km/L

「L」を除く全グレードでグリル・バンパーコーナー・フォグランプ(フォグランプはプラス系のみ)のメッキ加飾を行い、全車においてはリアコンビランプをLEDに変更・クリアクリスタル化するとともに、ハイマウントストップランプもLEDに変更しました。

また、「プラスX」および「プラスXスマートセレクションSN」のヘッドランプはLED化され、リング状のLEDクリアランスランプを追加しました。

ダイハツ ミラココア インパネ マイナーチェンジ

インパネ周りには、運転時の状況を確認できるマルチインフォメーションディスプレイを標準装備。また、全車で自発光3眼メーターとオーディオフェイスのデザインを変更しています。

「プラスX」では内装パネルカラーとシートカラーを各3色ずつ設定し、9通りの組み合わせから選択可能にしました。

ダイハツ ミラココア マイナーチェンジ

2度目のマイナーチェンジは2014年に行われています。

「お客様の感性に合ったクルマづくり」をキーワードに、女性の声を徹底的にリサーチした上で基本仕様を見直し、それぞれの感性や個性を表現できる車へと進化しました。外装デザインの魅力向上に加えて、全15色のボディカラーや、9通りから選べる内装色など、軽自動車としては最多(当時)となる160通りのバリエーションを設定しています。

特別仕様車

ダイハツ ミラココア 特別仕様車

・スペシャルコーデ(2013年)
ドアアウターハンドル、14インチツートーンカラードフルホイールキャップをパールホワイト(「2トーンセレクション」の「ビターカラー」選択時はシルバー)とすることでアクセントを加えるとともに、内装にはブラウンの専用シート(スエード調・デオドラント機能付・「ココア」エンブレム付)を採用した特別仕様車です。

・スペシャルコーデ スマートセレクションSN(2014年)
スマートフォン連携メモリーナビゲーションシステム、スーパーUV&IRカットガラス(フロントドア)、スーパーエアクリーンフィルターを追加装備した。

各グレードについて

・ココアL
ベーシックグレードです。なお、ココアLにルーフレール、ハロゲンフォグランプやドアミラーターンランプを装備したグレードがココアプラスLです。

・ココアX
キーフリーシステムやクリーンエアフィルターなどの快適装備を搭載するグレードです。なお、ココアXにルーフレール、ハロゲンフォグランプやドアミラーターンランプを装備したグレードがココアプラスXです。

・ココアプラスG
最上級グレードです。国内では初採用となる、シフトポジションを「R」にすると、バックカメラのカラー映像を映し、車庫入れなどをサポートするバックモニター内蔵ルームミラー(自動防眩機能付)を標準装備しています。

ミラココアのグレード一覧・カタログ

車選びドットコムのミラココア(ダイハツ)の自動車カタログはこちら

ライバル車との比較

ミラココアとよく比較される車は、スズキ・アルトラパン。どちらも若い女性向けの軽自動車です。
そこで、両車種のスペックを比較してみます。

スズキ・アルトラパン

スズキ アルトラパン 3代目

価格帯はアルトラパンのほうが低い価格帯となっています。
ボディサイズはミラココア、アルトラパンともほぼ同じですが、ミラココアは室内幅が広く、アルトラパンは室内長が長いという室内空間になっています。
カラーバリエーションはミラココアのほうが豊富です。
エンジン性能は、アルトラパンのほうがトルク、燃費性能とも高いです。

デザインやインテリアの好みに関係なく、スペックだけで選択するならアルトラパンのほうがお買い得と言えるでしょう。

  ダイハツ・ミラココア スズキ・アルトラパン
新車価格帯 118.8~165.2万円 107.7~161.1万円
全長×全幅×全高 3395×1475×1530mm 3395×1475×1525mm
室内長×室内幅×室内高 1930×1345×1240mm 2020×1295×1240mm
カラーバリエーション 11色 8色
最高出力 38Kw 38Kw
最大トルク 60Nm 63Nm
燃費性能 29.0Km/L 35.6Km/L

今後のフルモデルチェンジ予定

初代発売以来フルモデルチェンジが行われていなかったミラココアですが、無印のミラとともに2018年販売終了となっています。
そのため同年6月にミラ トコットが発売されるまで、ミラシリーズは一時消滅しました。

まとめ

ダイハツの看板車種であるミラの派生車種として、若い女性向けにアピールするデザインやインテリアとなっていたミラココアですが、小型車や軽自動車は激戦区であることに加え、スズキのアルトラパンという強力なライバル車に押され気味だったこともあり、2018年に販売終了となりました。

ただ、その可愛らしいデザインや色合いはミラココアならではで、ファンも多かった一台。今では中古車から見つけることができますので、好みの車を探してみてはいかがでしょうか。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

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