バモス(ホンダ) モデルチェンジ情報
ホンダ・バモスは、軽のワンボックスワゴンです。「ストリート」の後継車種として1999年に登場しました。
1999年からフルモデルチェンジが一度もされなかったロングセラーモデルでしたが、2018年に生産・販売終了となっています。
1970年代には「バモスホンダ」というオープンカータイプの軽トラックが生産されていました。
バモスはその名称を復活させて登場した車ですが、両車種はボディタイプも異なり、まったく別の車として扱われるのが一般的です。
ライバル車について
ホンダ・バモスと同じ軽ワンボックスカーとしてよく比較される車が、スズキ・エブリイワゴンです。
両車種のスペックを比較してみましょう。
スズキ・エブリイワゴン

価格帯は、バモスのほうが低い価格となっています。
ボディサイズはほぼ同じですが、室内空間はエブリイワゴンのほうが広々としています。
また、エンジンの性能はエブリイワゴンのほうが高いです。
さらに、エブリイワゴンは安全装置として自動ブレーキが搭載されています。
総じて、エブリイワゴンのほうが広い室内空間、高いエンジン性能、さらに充実した安全装置と車としての性能は高いですが、値段重視という方ならホンダ・バモスということになるでしょう。
ホンダ・バモス | スズキ・エブリイワゴン | |
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新車価格帯 | 123.8~157.2万円 | 142.5~178.2万円 |
全長×全幅×全高 | 3395×1475×1755mm | 3395×1475×1815mm |
室内長×室内幅×室内高 | 1645×1250×1270mm | 2240×1355×1315mm |
カラーバリエーション | 5色 | 5色 |
最高出力 | 33Kw | 47Kw |
最大トルク | 59Nm | 95Nm |
燃費性能 | 16.8Km/L | 16.2Km/L |
安全装置 | EBD付ABS、エアバッグなど | 自動ブレーキを搭載 |
今後のフルモデルチェンジ予定
2018年に生産・販売が終了しているため、今後のフルモデルチェンジ予定はありません。
代わりに同年、ホンダは新しくN-VANという軽バンを発売しています。
まとめ
1999年に登場したときは、バンとしてはロールーフなデザインが非常にインパクトを与え、また衝突性能も発売当時の車の中では非常にすぐれていました。
しかし発売から20年近くが経過し、まったくフルモデルチェンジがされていなかったため、終盤は安全性能や燃費性能などに古さが見え、競合車種にも見劣りしていたことは否めません。
生産終了後は後継車種のN-VANに統合されています。