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中古でトヨタ・ヴェルファイアを買うならこのモデルがオススメ!

2021年4月にアルファードと共に一部改良を受けたトヨタ・ヴェルファイアは、従来のカタログモデルが廃止され、特別仕様車の「GOLDEN EYES Ⅱ」のみとなっています。

ここ数年は、アルファード人気の影に隠れているものの、一時期は迫力ある顔つきが受けてトヨタの最上級ミニバンとして、販売面でもアルファードを凌駕していたこともありました。今では迫力を前面に押し出したミニバンが主流になっていて、その先鞭をつけたモデルといえます。

Chapter
上質な乗り心地と広大な車内、荷室が魅力
2017年のマイナーチェンジで、アルファードとの販売台数が逆転
「トヨタ・セーフティ・センス」標準装備の現行マイナーチェンジ後がベスト

上質な乗り心地と広大な車内、荷室が魅力

トヨタ ヴェルファイア 初代

2008年5月に「その高級車は、強い。」というキャッチコピーを掲げて誕生した初代ヴェルファイアは、カスタマイズ、ドレスアップ派の注目も集めるなど、若者向けの車種が充実していたネッツ店向けに配備されました。
メッキ加飾が目を惹くフロントグリルや上下2段式のヘッドライトは、上質感とすっきり感のある2代目アルファードと比べるとインパクト大でした。

ライバルは、身内のアルファードはもちろん、日産エルグランド、ホンダ・エリシオンなどのほか、少しサイズ感は小さくなりますが、マツダ・ビアンテ、今も健在の三菱デリカD:5などでした。

初代ヴェルファイアは、2列目がキャプテンシートになる7人乗り、3列目がベンチシートの8人乗りを設定。
走りも新開発プラットフォームなどにより、驚くほどの上質感を備えていて、ミニバン専門誌の編集者という経験のある筆者には、「新しい高級車の形」に映ったのを鮮明に覚えています。

また、初代アルファード(この初代ヴェルファイアは、初代アルファードVの後継的存在だった)と比べると、パッケージングが進化し、より広い室内を備えていました
さらに、乗降性の向上により子どもやお年寄りがいる「ファミリー層にも使いやすいミニバン」という価値も磨かれていました。新プラットフォームにより、全高を抑えながらも低床化に成功し、室内高が10mm、室内長も75mm拡大しています。
装備では、セカンドシートの「エグゼクティブパワーシート」や多彩なシートアレンジ、LED室内間接照明などが用意され、高級ミニバンにふさわしい快適性や雰囲気を備えていました。

加えて、高級車と思わせる力強いパワートレーンや高い静粛性も美点です。
V6の3.5L「Dual VVT-i」エンジンは、6ATの「6 Super ECT」が組み合わされ、出力を向上した2.4Lの「VVT-i」エンジンは、カタログ燃費の面でも有利なSuper CVT-iが搭載されていました。
前者は豪快な加速を容易に引き出すことが可能で、後者は10・15モード燃費11.6km/Lを記録し、低燃費が魅力です。

また、プリクラッシュセーフティシステム(ミリ波レーダー方式)を設定するなど、先進安全装備も選択可能で、ステアリング協調車両安定性制御システムをはじめ、7つのエアバッグ、1列目にアクティブヘッドレストを標準装備していました。
なお、2009年には「平成20年度自動車アセスメント(JNCAP)」において、最も評価が高いクルマに授与される「自動車アセスメントグランプリ」を獲得しています。

2017年のマイナーチェンジで、アルファードとの販売台数が逆転

トヨタ ヴェルファイア 2代目

初代から高い完成度を披露していたヴェルファイアは、アルファードと共に、2015年1月に現行の2代目にフルモデルチェンジを受けました

2.5Lと3.5Lのガソリンエンジン車だけでなく、2.5Lハイブリッド仕様を設定。ハイブリッドは、前後にモーターを備え、モーターが後輪を駆動するE-Fourとして設定され、とくに降雪地域の人にとって待望の4WDとして登場しました。
エクステリアは、初代と同様に迫力ある顔つきが特徴でした。お馴染みの二段ヘッドランプがより鋭くなり、フロントバンパーからフロントフェンダーまでの造形も迫力十分です。

2代目も当初はアルファードより売れていて、2017年暦年では4万6399台を登録(アルファードは4万2281台)。2018年暦年は、アルファードが5万8806台で、ヴェルファイアの4万3130台を大きく上回っています。2019年、2020年もアルファードがヴェルファイアに大差をつけています。
なお、ヴェルファイア、アルファードの販売台数逆転は、2017年12月のマイナーチェンジを機にしていて、アルファードの上質感と、ヴェルファイア顔負けの迫力ある顔つきなどが受けてきたといえるでしょう。

トヨタ ヴェルファイア 2代目

現行ヴェルファイア(2代目)は、アルファードと同様にさらなるパッケージングの進化も盛り込まれています。
フロアの低床化により、全高は1880mmで先代よりも10mm下げながらも、従来型と同じ室内高1400mmを確保。また、後席までスライド可能な助手席スーパーロングスライドシートなどの新たなシートアレンジも採用され、いかに快適な空間を提供するかもテーマになっています。

いまやVIP向けという印象もあるヴェルファイア(VIPニーズが高いのは、主にアルファードか?)ですが、新グレードの「Executive Lounge(エグゼクティブラウンジ)」が設定されたのもトピックスです。ビジネスクラスのような豪華なシートを備え、VIPも乗るという日本ならではの(海外ではミニバン=送迎車、バンというイメージが強い)高級ミニバン像を確立しています。

また、走りもさらに上質になっています。
リヤサスペンションに新開発のダブルウィッシュボーンが採用され、上質な乗り心地とハンドリングの良さを兼ね備えています。トヨタらしいこうした秀逸な乗り心地だけでなく、静粛性も一段と高められていて、VIPニーズも満たすミニバンの王者にふさわしい走りも得ています。
ドライバーサポート機能も強化。自動でステアリング操作を行う切返し支援などの新機能も盛り込まれた「インテリジェントパーキングアシスト2」、新機能のシースルービューが追加された「パノラミックビューモニター」など、大型ミニバンの死角をサポートしています。

「トヨタ・セーフティ・センス」標準装備の現行マイナーチェンジ後がベスト

トヨタ ヴェルファイア 2代目

現行の後期型は高値安定という印象ですが、予算が許せば、第2世代の「トヨタ・セーフティ・センス」が標準化された、現行型の2017年12月のマイナーチェンジ後モデルがベストチョイスといえます。

トヨタは車種ラインナップが他ブランドと比べて圧倒的に多く、マイナーチェンジのタイミングなどもあったでしょうが、「トヨタ・セーフティ・センス」の標準化はほかのトヨタ車と比べると遅いという印象を受けました。
また、主力は2列目がキャプテンシートになる7人乗りで、8人乗りが必須でない限り、2-3列目間のウォークスルーができる点や2列目の座り心地を考えると7人乗りがオススメ。「エグゼクティブ」系は、ビジネスクラスのような快適な座り心地が得られる反面、シートアレンジや操作性では少し不利になります。

動力性能では、3.5Lが最も豪快で魅力的ですが、街乗り中心なら2.5Lでも必要十分。燃費を重視する、もしくは降雪地域で乗るのなら2.5Lハイブリッドもオススメです。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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