パッソ(トヨタ) モデルチェンジ情報
パッソ(PASSO)は、トヨタ自動車が販売するハッチバック型コンパクトカーです。発表当時はトヨタが販売する最小の乗用車でした。
初代と2代目はダイハツ工業と共同開発され、企画とマーケティングはトヨタが担当し、設計と開発や生産はダイハツが行いました。ダイハツでは「ブーン」として販売されています。
3代目(M700A型・2016年〜) 解説

外観
X系グレードは大型化したフロントグリルに合わせ、バンパー下部は低重心に構えた八の字の台形シルエットで、フロント全体に安定感を付与シンプルで親しみやすい安心感のあるスタイルです。
モーダ系グレードは、LEDのロー&ハイビームとクリアランスランプを組み合わせたBi‐Beam LEDヘッドランプを装備。
また、LEDクリアランスランプは、リング状に点灯することで上質感を演出しています。
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
3650mm | 1665mm | 1525mm |
インテリア/装備

ワイド感を強調する水平基調のインストルメントパネルにより、広い室内空間を演出しています。
室内長 | 室内幅 | 室内高 |
---|---|---|
1975mm | 1420mm | 1270mm |
走行性能/燃費性能
エンジンは1KR-FE型を継続採用しましたが、吸気ポートのデュアルポート化・インジェクターのデュアル化・噴霧の微粒化により燃焼効率を向上し、高タンブル化やピストンの形状変更により圧縮比を12.5に向上しました。
最高出力(51kW)・最大トルク(92Nm)は先代と変わりありませんが、燃費性能は28.0km/Lと大幅に向上しました。
マイナーチェンジ(前/後の変化について)

2018年にマイナーチェンジが行われました。
「スマートアシストⅢ」への変更と、「X」を除く全車にコーナーセンサーが新たに標準装備されたほか、「パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ」がメーカーオプションとして設定されました。
さらに、「平成30年排出ガス基準50%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得しています。

「MODA」はフロントグリルが大開口デザインに、フォグランプベゼルがL字型にそれぞれ変更されました。
またグレード体系が一部変更され、「MODA」は従来の「MODA"S"」を統合したことで「スマートアシストIII」が標準装備されました。
特別仕様車

・MODA"Charm(チャーム)"(2020年)
「MODA」をベースとして、シートにドレスアップ仕様の合成皮革とファブリックを採用し、運転席シートヒーターを特別装備したモデルです。
パノラミックビュー対応ナビレディパッケージ(パノラミックビューモニター、ステアリングスイッチ)とスーパーUVカットパッケージ(スーパーUVカット&IRカット機能付グリーンガラス(フロントドア)、スーパーUVカット機能付プライバシーガラス(リアドア))も特別装備されています。
各グレードについて
・X
ベーシックグレードです。
大型化したフロントグリルに合わせ、バンパー下部は低重心に構えた八の字の台形シルエットで、フロント全体に安定感を付与シンプルで親しみやすい安心感のあるスタイルとなっています。
派生モデルとして、電動格納式リモコンドアミラー・衝突回避支援システムを搭載したX"S"、リヤリフレクターやリヤコンビネーションランプを搭載したLパッケージと、それに衝突回避支援システムを搭載したLパッケージS、Lパッケージの装備に加えてオート電動格納式リモコンドアミラーやLEDヘッドランプを搭載したGパッケージがあります。
・MODA(モーダ)
スマートかつ上品な装いのグレードです。
LEDのロー&ハイビームとクリアランスランプを組み合わせたBi‐Beam LEDヘッドランプを装備し、また、LEDクリアランスランプは、リング状に点灯することで上質感を演出しています。
派生モデルとして、リヤリフレクターや衝突安全回避システムを搭載したモーダS、リヤコンビネーションランプやスーパーUVカットプライバシーガラスを搭載したGパッケージがあります。