シエンタ(トヨタ) モデルチェンジ情報
トヨタ・シエンタは、5ナンバーサイズで7人乗りのサブコンパクトサイズのミニバンです。ミニ・ミニバン、またはプチバンとも言われるカテゴリーです。
小さいサイズで取り回しと燃費の良さを兼ね備えつつ、3列シートで7人乗りも可能という使い勝手の良さから、非常に人気のカテゴリーとなったミニ・ミニバンですが、その中でもシエンタは人気の車種となっています。
モデルチェンジの歴史・略年表

2003年 | 初代発売 |
---|---|
2006年 | マイナーチェンジ |
2010年 | 生産・販売を一旦終了 |
2011年 | マイナーチェンジ |
2015年 | フルモデルチェンジ 2代目発売 |
2018年 | マイナーチェンジ |
初代(2003〜2010年・2011〜2015年) 解説

外観
プラットフォームはフロントがCP20系ファンカーゴ用のNBCプラットフォーム、2列目・3列目シートを内包し負荷のかかるリヤはE120系カローラスパシオ用のMCプラットフォームと、前後で異なるプラットフォームを使用しています。
リアのプラットフォームに1クラス上のカローラスパシオ用を選択した事で、リアのトレッドがフロントより20mmも広くなっています。
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4100mm | 1695mm | 1670mm |
インテリア/装備
3列目シートはヘッドレストを付けたまま2列目シートの下に収納可能となっており、これにより荷室部分を有効に活用することが出来ます。
シフトレバーはインパネ中央のサークルのなかに、その他メーター、オーディオなどの操作系スイッチなども配されています。
室内長 | 室内幅 | 室内高 |
---|---|---|
2515mm | 1430mm | 1310mm |
走行性能/燃費性能
エンジンは1NZ-FE型直列4気筒1,500ccエンジンのみとなっています。
最高出力は81kW、最大トルクは141Nm、燃費性能は19.0km/Lです。
マイナーチェンジ(前/後の変化について)

2006年に1度目のマイナーチェンジが行われました。
フロントのバンパー、グリル、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプ、ホイールキャップなどの意匠を変更し、新外板色2色を設定したほか、サイドターンランプ付のドアミラーを全車に標準装備するなど、外観を一段とスタイリッシュにしました。
さらに、肌にやさしいフレシール加工を施したシート表皮を全車に採用し、室内の快適さを一層向上させました。

2011年に2度目のマイナーチェンジが行われました。
シート表皮・アナログメーターのデザイン変更や3本スポークステアリングホイールにシルバー加飾を追加したことで質感も向上しました。
従来からの「X」・「G」に加え、専用のフロントデザイン、リアコンビネーションランプ、ホイールキャップ(グレーメタリック塗装)を採用し、アクティブな外観とした「DICE(ダイス)」と、「X」にディスチャージヘッドランプ(オートレベリング機能付)、助手席側パワースライドドア(挟み込み防止機能・リモコン付)、コインポケットを追加装備し、インテリアカラーを選択できる「X "Lパッケージ"」を新設しました。
特別仕様車
・X"Limited"(2007年)
「X」をベースに、助手席側にパワースライドドア(挟み込み防止機能・リモコン付)を特別装備し利便性を高めたほか、上級グレードで採用のオプティトロンメーターを装備するとともに、内装色にグレー、シート&トリム表皮(ファブリック)にダークグレーを採用した特別仕様車です。
・DICE"Limited"(2012年)
助手席側にパワースライドドア(挟み込み防止機能・リモコン付)を特別装備。オートエアコン(外気温度表示機能付)やアームレスト(運転席・助手席)を採用し、快適装備を充実させた特別仕様車です。
各グレードについて
・X"Eパッケージ"
Xの装備を簡略したバージョンです。
・X
標準グレードです。
・G
上級グレードです。パワースライドドアやアームレスト、助手席シートアンダートレイなど装備が充実しています。
初代シエンタのグレード一覧・カタログ
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