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アルファード中古車の維持費の種類|抑えるポイントもあわせて紹介

トヨタ アルファード 特別仕様車 S"TYPE GOLD Ⅱ"

トヨタの普通車モデルのなかでも豪華な装備を誇り、ミニバン市場において一定のファンを持つ人気車種がアルファードです。
今回は、税金やメンテナンス等の詳細な情報も含めたアルファードの年間維持費をご紹介します。

Chapter
アルファードはどんな車?
アルファード中古車にかかる維持費の種類7個
アルファード中古車と新車の維持費の違いはある?
アルファード中古車の維持費を抑えるポイント6つ
アルファード中古車の維持費を試算して購入を検討しよう

アルファードはどんな車?

トヨタ アルファード 特別仕様車 S"TYPE GOLD Ⅱ"

車に詳しくなくても、アルファードの名前は知っているという方が多いのではないでしょうか。

アルファードはトヨタの人気モデルのミニバンで、ユーザーの利用目的に合わせた多種多様なグレードが用意されています。
高級感がある外装に、シートアレンジによって実現した広々とした内装を備え、グレードによって6人乗りから8人乗りのモデルが存在しています。

アルファード中古車にかかる維持費の種類7個

車のメーター

車を購入するにあたって、気になるのが維持費です。維持費の内訳は、主に税金、車検費用、保険料、ガソリン、駐車場代、オイル代、メンテナンス・消耗品代の7つが挙げられます。

ここでは、アルファード中古車を維持するために必要な維持費について詳しく解説します。

1:税金について

車の税金には、自動車税自動車重量税などが存在します。自動車税は車の排気量によって税額が異なり、自動車重量税は重量ごとに税額が変わります。

中古車購入時に注意する必要があるのは、初回登録から13年経つと税金が高くなる点です。しかし、ハイブリッド車などのエコカーの場合には減額されます。

出典:平成27年度税制改正に伴う自動車重量税の税額の基本的な考え方(フローチャート)その2|国土交通省

■自動車税について
自動車税は、自動車を所有している人に課税される都道府県税です。

4月1日時点で三輪以上の小型自動車、普通自動車の所有者として自動車検査証に記載されている方が対象となります。
対象の方には都税総合事務センターから納税通知書が届きます。納付期限は5月末日ですが、余裕を持って納めるとよいでしょう。

出典:自動車税|東京都主税局

■自動車重量税について
自動車重量税とは、新規登録時と車検時に自動車の重さに応じて課税される税金のことです。
原則として、自動車検査証の交付もしくは車両番号の指定を受ける時までに、その税額に相当する金額の自動車重量税印紙を自動車重量税納付書に貼りつけて納付します。

ただし、ハイブリッド車や電気自動車などの環境配慮車は減免もしくは免除される可能性があります。

出典:自動車重量税額について|国土交通省

2:車検費用について

車検にかかる費用は、主に基本料金法定費用からなっています。
車検の基本料金はグレードや重量によって上下する場合があり、また車検をどの店舗で受けるかによっても変わってくるため、車検の担当者に確認しましょう。

また重量税は、エコカー減税対象車であれば軽減措置が受けられます。
現行型のアルファードの場合はハイブリッド車がエコカー減税の対象で、減税率は50〜100%、金額にすると約18,800円から37,500円の軽減となります。

一方、初度登録より13年または18年を超える車両の重量税は重課となりますので、中古車を選ぶ際は何年落ちの車両かを確認しながら探すのがおすすめです。

3:保険料(自賠責保険、任意保険)について

自賠責保険は、車を購入すると必ず加入しなければならない保険です。
一方の任意保険は、加入は自由です。自賠責保険は基本的な対人賠償のみを補償する必要最低限の内容ですが、任意保険は補償範囲を契約者が決めることができ、より手厚い補償を受けることができます。

任意保険の代表的な補償として、対人や対物等の事故、車両保険(車両が破損した場合の代替の車両への購入補助)、ロードサービスなどが有名です。

今回は年齢30才以上・ゴールド免許・年間走行距離7,000km以下・20等級という条件で、あるネット型自動車保険の任意保険料を試算した結果、車両保険ありの場合は約38,000円、車両保険無しの場合は約13,000円となりました。

出典:自賠責保険について知ろう|国土交通省

4:ガソリン代について

アルファードは走行モードの切り替えが可能で、走行モードによって1Lあたりの燃費が変わってきます。
ガソリン車の場合、市街地モードでは約7km/L、郊外モードで約11km/L、高速道路モードで約12km/L。ハイブリッド車の場合は、市街地モードで12.6km/L、郊外モードで15.6km/L、高速道路モードで15.4km/Lとなっています。

やはりハイブリッド車の方が燃費効率は良く、ガソリン代も安く抑えることが可能にあります。
ただし、中古車の場合は前述した燃費よりも距離数が少なくなる可能性がありますので注意しましょう。

5:駐車場代について

駐車場を借りると駐車場の賃料が発生します。月極駐車場の全国月額平均約8,000円で、年間に換算すると8,000円×12か月=96,000円がかかる計算になります。
ただし、都道府県により駐車場代の相場は異なりますので、居住地域での価格を調べてみるのが確実です。

この他にも、駐車場の契約更新料が発生します。駐車場の更新代金は駐車場代1か月分にしている管理会社が多く、先ほどの96,000円に更新料の相場である賃料1か月分の8,000円を足すと約104,000円が必要となります。

6:オイル代について

エンジンオイルは、アルファードに限らず15,000kmもしくは1年経った頃を目安に、定期的に交換することが推奨されています。12ヶ月点検と合わせて交換するのがベターでしょう。
汚れ具合や劣化の状況に応じて、交換推奨時期に到達していなくても交換が必要な場合があります。

工賃込みでのエンジンオイル交換費用は、ディーラーで交換すると約7,000円~9,000円がかかります。

7:メンテナンス・消耗品代について

その他、車に乗るうちにタイヤや機器などの交換といったパーツ交換の費用がかかることがあります。中古車の場合は各パーツが新車よりも劣化した状態であると考えると、定期的な交換部品以外にもこういった消耗品代を念頭におく必要があります。
アルファードの標準タイヤサイズは3種サイズありますが、価格は15,000円~20,000円程度でしょう。

また、定期的な法定点検費用なども必要です。とある会社の見積もりでは、アルファードの法定12か月定期点検料は約16,000円かかる見積もりとなりました。
自身でできるメンテナンスとしては、洗車や撥水加工などが挙げられます。これはガソリンスタンド等でセルフで行うこともできますので、安く押さえたい方は活用しましょう。

アルファード中古車と新車の維持費の違いはある?

車 お金 天秤

初代アルファードは2002年から2008年まで販売されていました。
初代のアルファードを買う時に注意したいのが初度登録年月です。初度登録後13年が経過している場合は、2.4Lなら45,000円、3.0Lなら51,000円と自動車税が15%課税となります。

2代目アルファードの自動車税は45,000円です。ただし、現行型と同じ3.5Lエンジンの場合自動車税は58,000円となり、現行型との大きな維持費差は発生しません。
こちらも、初度登録後13年を経過している場合は自動車税が15%課税されますので注意しましょう。

出典:自動車税は13年を超えると高くなる?10年・13年・18年など古い車(中古車)の自動車税・自動車重量税の重課|チューリッヒ保険会社 公式サイト

アルファード中古車の維持費を抑えるポイント6つ

車 買い替え

アルファードは車体が大きく重たい車両のため、税金などの維持費が高めにかかります。そのため、他の維持費においては少しでも年間にかかる費用を抑えたいですよね。

ここからは、アルファードの維持費を抑えられるポイント6つをご紹介します。

1:ゆったり運転を心がける

不必要な燃料消費は、ゆったりとした運転で軽減することができます。

目標速度を超えての走行や、前車との車間距離が短く減速・加速を繰り返すこと、すぐ先で停止しなくてはならないのに減速しない、等の操作が不必要な燃料消費に繋がります。
発進は徐々にアクセルを踏み、遠くを見ながら加減速少なく走行し、停止位置を予測して、早めにアクセルペダルから足を外し、アイドリングストップすること。基本的なことですが、運転に気を遣うことの積み重ねで燃費を良くすることができます。

2:不要なものは載せない

車の燃費は荷物の重さや空気抵抗の影響を受けやすく、重量が重たいほど、また空気抵抗が大きいほど燃費は悪くなります。
そのため、ゴルフバッグやスキー板など常時運ぶ必要のない荷物は車から降ろすことをおすすめします。

3:急発進・急減速はNG

急発進や急加速、急にハンドルを切る、急ブレーキの3つは、車に対して燃費の悪化・劣化への影響が大きいため控えるべき操作です。

徐々にアクセルを踏み込んで発進すること、余裕を持ってハンドルを切ること、じんわりとブレーキを踏むなど、少し気をつけるだけでも燃費を改善することができます。このようなことに気を付けながら、車に優しい運転で中古車を長く愛用しましょう。

4:任意保険を見直す

自動車保険(任意保険)を見直す際には、年齢条件や運転者を本人限定にすること、車両保険の補償範囲を狭くすること、車両保険の免責金額を大きくすることで保険料を抑えることができます。

また、同じ補償内容でも複数の会社の見積もりを取り、保険料を比較してみることが大切です。同じ補償内容でも、各社販売方針に違いがあり、保険料に差が出るためです。

5:メンテナンス費用を節減する

メンテナンス費用とは、車検と12ヶ月法定点検、オイル交換やタイヤ交換などの消耗品交換を合わせてメンテナンス費用と呼ばれています。

中古車の場合、購入した車の年式や状態にもよりますが、パーツの劣化による交換などが早々に発生する可能性も否定できません。
車検等のタイミングで定期的に整備工場でメンテナンスすることで、突然の故障などを防ぎ軽微な消耗品交換のみで済ませられることも多く、結果的に維持費を安く抑えることに繋がります。

6:車検代を節約する

車検の基本費用法定点検の部品交換費用は、車検を受ける整備工場やガソリンスタンドによって点検項目数や代行手数料の料金が異なります。
そのため、見積もり内容と費用は事前に必ず確認しましょう。

また、消耗品の交換時期も購入前にディーラーに確認しておきましょう。大切なのは、自分の車の状態を把握しておくことです。交換は必要部位だけにすることで費用が節約できます。

アルファード中古車の維持費を試算して購入を検討しよう

トヨタ アルファード

アルファードはトヨタのなかでも高級感あふれる人気モデルです。見た目に魅了されて購入に至ることもあります。
しかし購入する前には、欲しい中古車グレードの維持費や購入時にかかる費用を前もって調べておくと安心です。

新車にせよ、中古車にせよ、様々な方から意見を頂くことも大切です。
ディーラーや周囲のアドバイスも参考にし、維持費についても把握した状態で、納得のいくマイカーに出逢いましょう。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

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