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自動車保険の「通販型」と「代理店型」の違いをやさしく解説!

通販型と代理店型の違いと、それぞれの加入方法

強制保険である「自賠責保険」だけでは補償が不十分なケースが多いので、多くの人が「任意保険」にも加入しています。任意保険の加入方法は、大きく分けると2つの方法があり、それが「通販型自動車保険」「代理店型自動車保険」と呼ばれるものです。もしもの時に役に立つ任意保険を賢く活用するためには、この2つの特徴をきちんと理解することが大切です。

ここでは、「通販型」「代理店型」の違いやそれぞれのメリットとデメリット、そして自分に合った保険の選び方について詳しく解説します。

Chapter
通販型と代理店型の違いと、それぞれの加入方法
通販型自動車保険のメリットとデメリット
代理店型自動車保険のメリットとデメリット
自分にあった自動車保険を選ぼう
まとめ

通販型と代理店型の違いと、それぞれの加入方法

通販型と代理店型の違いと、それぞれの加入方法

通販型について

「通販型自動車保険」は「ダイレクト型」とも呼ばれ、インターネットや電話等を介して加入申し込み、見積もりができる自動車保険のことです。通販型はネットを活用することにより、契約者と損害保険会社が直接契約を結ぶことができます。

現在、インターネットは9割近くの世帯に普及しています。これまで自動車保険は代理店型が主流でしたが、インターネットの普及に伴い、店舗を持たずに保険商品を販売する会社が増え、通販型が浸透してきています。

通販型保険に加入する時は、パソコンやスマホを使い、ネットから自分で手続きをしていきます。通販型は、幅広い商品の中から、自分の好きなものを自由に選べるのが強みと言えるでしょう。

代理店型について

「代理店型」は、保険販売代理店を通し、損害保険会社と契約を結ぶタイプの自動車保険です。加入する時は、実際にお店に足を運び、担当者と対面で手続きを行っていきます。

代理店型での契約では、直接担当者に要望や予算を伝え、アドバイスを受けながら補償内容を決めていくことができます。ネットが苦手な方や、保険に詳しくない人に向いている加入方法です。

通販型自動車保険のメリットとデメリット

通販型自動車保険のメリットとデメリット

メリットについて

「通販型自動車保険」のメリットは、代理店型よりも保険料が安いということです。通販型は保険会社と直接契約するので、代理店への手数料や、人件費、店舗経費などの付加保険料を削減することができます。そのため、同じ補償内容でも通販型の方が安くなり、保険料の節約になります。

ネットで手続きを行うため、24時間365日時間の、または場所の制約を受けずに見積りや契約ができます。忙しくて対面で相談する時間がない、近くに保険の代理店がない、そんな時に通販型は非常に重宝します。

デメリットについて

「通販型自動車保険」のデメリットは、補償内容を自分で選ばなければいけないということです。任意保険の補償内容はたくさんあり、複雑でわかりにくく、きちんと理解するのが難しいのです。

いざ交通事故にあった時、自分の補償を見直してみると、内容を間違えて登録して保険金が一円も支払われないという事態が発生することもありえます。そのため、通販型を利用する時は、保険に関する理解や知識がある程度必要となります。

代理店型自動車保険のメリットとデメリット

代理店型自動車保険のメリットとデメリット

メリットについて

「代理店型自動車保険」のメリットは、保険商品を担当者と相談しながら決めることができるという点です。担当者が相手の情報を聞き取り、その人に合った補償内容を判断しながら、保険を組み立ててくれます。どんな補償が合っているかというアドバイスだけでなく、契約の手続きまで行ってくれるので、安心感があります。

また、万が一事故を起こしてしまった場合、現場に保険の担当者の人が来て、事故対応をサポートしてくれます。事故を起こした時は、どうしてもパニックになってしまい、冷静な判断ができなくなってしまいます。担当者が事故現場に駆けつけてくれ、幅広い視点から客観的なアドバイスを行ってくれるので心強いでしょう。

デメリットについて

「代理店型自動車保険」のデメリットは、通販型よりも費用がかかるということです。代理店に販売を依頼することになるので、広告費や人件費、代理店の手数料などのコストが発生し、通販型と比べるとどうしても割高になってしまいます。

また、いざという時に頼りになる代理店型の事故対応ですが、夜間や遠方の場合は駆けつけが不可になることが多いので、その点は注意しなければなりません。

自分にあった自動車保険を選ぼう

自分にあった自動車保険を選ぼう

自動車保険を選ぶときに一番大切なのは、自分に合った保険を選ぶということです。運転する頻度や、住んでいる地域、誰が運転するのかなどによって、自分に合った補償内容は変わってきます。

代理店型は、プロならではの視点により、きめ細かくサポートやアドバイスをしてくれるので、自分に合った保険を選びやすいと言えます。保険に関する知識がない人は、信頼できる代理店や担当者を見つけるということがとても大切になりますので、2,3カ所、代理店を回って比較してみるのも良いでしょう。

通販型では、自分に本当に合った補償内容を選ぶためには、自動車保険に対する深い知識や理解が必要です。通販型の場合においても、コールセンターや公式サイト上にあるチャット等の質問を受け付けるところがあるので、選び方や手続き方法が分からない場合は相談してみると良いでしょう。

まとめ

  • 通販型と代理店型の一番の違いは、保険内容を自分で決めるか、専門家におまかせするかです。
  • 通販型は保険に詳しく費用をできるだけ安くしたい人に向いています。
  • 代理店型は専門家に相談しながら加入保険を決めたい人に向いています。

【監修】高橋禎美

ファイナンシャルプランナー(CFP)、一種証券外務員。オレンジワイズ代表。
女性のマネーリテラシー向上を目標に、FPとして活動中。自身の経験をもとに女性に多い投資がこわい・わからないという「お金の初心者」に向けてマネー相談、相続相談、執筆、セミナーを開催。
大手アパレル会社に24年勤務し退社。経験を活かしてパーソナルカラー診断、骨格診断をベースにしたスタイリング提案で30、40代以上の女性に支持されている。お金もおしゃれも手に入れたい女性を応援している。

【監修】高橋禎美

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