プレマシー(マツダ) モデルチェンジ情報
ミニバンとしては小さなボディサイズで扱いやすく、ライバル車のミニバンにそん色ない室内空間を提供するクルマとして誕生したのがプレマシーです。
後に、5ナンバーサイズのミニバンとしては珍しい両側スライドドアが搭載されるなど、個性的なミニバンとして人気がでましたが、ミニバンは競争の激しい市場でライバル車に押され気味に。
2018年にマツダがミニバン市場から撤退するとともに、プレマシーも生産終了となりました。
- Chapter
- モデルチェンジの歴史・略年表
- 初代 CP系(1999年〜2005年)
- 2代目 CR系(2005年〜2010年)
- 3代目 CW系(2010年〜2018年)
- 競合車との比較
- 今後のフルモデルチェンジ予定
- まとめ
モデルチェンジの歴史・略年表

1999年 | 初代発売 |
---|---|
2001年 | マイナーチェンジ |
2002年 | マイナーチェンジ |
2005年 | フルモデルチェンジ 2代目発売 |
2007年 | マイナーチェンジ |
2010年 | フルモデルチェンジ 3代目発売 |
2013年 | マイナーチェンジ |
2018年 | 生産・販売終了 |
初代 CP系(1999年〜2005年)

外観
ファミリアをベースにした5ナンバーサイズのコンパクトミニバンとして発売されました。
プラットフォームはマツダ・CPプラットフォームを採用。乗車定員は5人乗りと7人乗りがあり、後席ドアには前ヒンジ式のドアを採用しています。
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
4295mm | 1695mm | 1570mm |
インテリア/装備

3列目シートは着脱式で、3列目シートの装備をなくしたものが5人乗りモデルとして販売されました。
室内長 | 室内幅 | 室内高 |
---|---|---|
2380mm | 1450mm | 1245mm |
走行性能/燃費性能
エンジンは排気量1800ccのガソリンエンジンを搭載しています。
最高出力は99Kw、最大トルクは161.8Nm、燃費性能は11.8Km/Lとなっています。
マイナーチェンジ(前/後の変化について)
2001年に1度目のマイナーチェンジが行われました。
ボディ剛性の向上、換気に便利なクイックリフレッシュ機能付運転席パワーウィンドウやISO-FIX対応チャイルドシート固定機構(「C」を除く)の追加など、安全性や快適性が向上しました。

2002年には2度目のマイナーチェンジが行われました。
2.0L車の「SPORT」はディスチャージヘッドランプや本革巻3本スポークステアリング、17インチアルミホイールを追加やサスペンションのチューニングでスポーティな走りをもたせました。
木目調パネルと明るめの内装をもたせた上質グレード「L」に2.0L車を追加(同時に「L」の1.8L・2WD車は廃止)しました。
「1.8 Gスポーツパッケージ」は「2.0 SPORT」と同一の装備が追加され、よりスポーティーになりました。
「SPORT」専用ボディカラーの「スターリーブルー」を「1.8 C」を除く全グレードへ、「クラシックレッド」の全グレードへの拡大設定などボディカラーや内装色のバリエーションを増やしました。
なお、5人乗り(2列)仕様は「C」のみとなりました。
特別仕様車
初代プレマシーでは特別仕様車は発売されませんでした。
各グレードについて
・Gパッケージ
装備が充実したグレードです。
・スポーツパッケージ
スポーティーモデルのグレードです。
初代プレマシーのグレード一覧
・プレマシー 1999年05月モデル
・プレマシー 2000年06月モデル
・プレマシー 2000年10月モデル
・プレマシー 2001年01月モデル
・プレマシー 2001年04月モデル
・プレマシー 2001年05月モデル
マイナーチェンジ(2001年)後
・プレマシー 2001年07月モデル
・プレマシー 2001年10月モデル
・プレマシー 2002年01月モデル
マイナーチェンジ(2002年)後
・プレマシー 2002年07月モデル
・プレマシー 2002年11月モデル
・プレマシー 2003年03月モデル
・プレマシー 2003年04月モデル
・プレマシー 2003年05月モデル
・プレマシー 2003年07月モデル
・プレマシー 2004年01月モデル
・プレマシー 2004年02月モデル
・プレマシー 2004年03月モデル
・プレマシー 2004年04月モデル