MRワゴン(スズキ) モデルチェンジ情報
MRワゴンは、スズキの軽トールワゴンです。車名のMRは、後車軸直前にエンジンを搭載したミッドシップレイアウトであることに由来しています。
発売当初は、ボンネットからバックドアまで一体となったスタイリッシュなモノフォルムとした外観や、FF軽乗用車の中で最長の室内長を実現した室内が大きな特徴でした。
3代目から、ターゲットを若い主婦層から若者層に変えるといった変更がありましたが、現在は販売終了となっています。
なお、日産自動車に「モコ」としてOEM供給されていました。
- Chapter
- モデルチェンジの歴史・略年表
- 初代 MF21S型(2001年〜2006年)解説
- 2代目 MF22S型(2006年〜2011年)解説
- 3代目 MF33S型(2011年〜2016年)解説
- 競合車との比較
- 今後のフルモデルチェンジ予定
- まとめ
モデルチェンジの歴史・略年表

2001年 | 初代発売 |
---|---|
2006年 | フルモデルチェンジ 2代目発売 |
2011年 | フルモデルチェンジ 3代目発売 |
2016年 | 生産・販売終了 |
初代 MF21S型(2001年〜2006年)解説

外観
全長、全幅はほとんどの軽自動車と同様に軽規格いっぱいのサイズとなっていましたが、パッケージングだけではなくスタイリングも重視しており、モノフォルムデザインでした。
全長 | 全幅 | 全高 |
---|---|---|
3395mm | 1475mm | 1590mm |
インテリア/装備
グレード「E」以外は全車同色ドアノブ、電動格納式ドアミラー、各種オーディオが標準装備されるなど設備が充実していました。
「Xナビパッケージ」は1DINのCD/MDチューナーと1DINのインダッシュカーナビゲーションが装備されていました。
後部座席はリクライニング機能の他105mmの左右独立前後スライド機能を備え、またレバー一つでシートを倒せるなどシートアレンジが豊富になっています。
室内長 | 室内幅 | 室内高 |
---|---|---|
1785mm | 1220mm | 1255mm |
走行性能/燃費性能
エンジンはK6A型です。
最高出力は40Kw、最大トルクは63Nm、燃費性能は18.4Km/Lとなっています。
マイナーチェンジ(前/後の変化について)
初代MRワゴンにおいて、マイナーチェンジは行われませんでした。
特別仕様車
・N-1スペシャル(2003年)
CD/MD/カセットオーディオは廃止されアゼスト製CD/MDオーディオに変更されています。
・M-EDITION(2004年)
アイボリーを基調とした内装とアルミホイールを装着した外装、快適装備を充実した特別仕様車です。
・A-LIMITED(2005年)
スポーティな内外装と上級仕様のオーディオを装備した特別仕様車です。
各グレードについて
・E
ベーシックグレードです。
・X
MD・CDデッキ等装備が充実したグレードです。
・Xナビパッケージ
フルオートエアコンを搭載しているグレードです。
・ターボT
アルミホイールやリアスポイラー装着のターボエンジン搭載のグレードです。
初代MRワゴンのグレード一覧
・MRワゴン 2001年12月モデル
・MRワゴン 2002年05月モデル
・MRワゴン 2002年06月モデル
・MRワゴン 2002年08月モデル
・MRワゴン 2003年01月モデル
・MRワゴン 2003年02月モデル
・MRワゴン 2003年07月モデル
・MRワゴン 2003年09月モデル
・MRワゴン 2004年02月モデル
・MRワゴン 2004年03月モデル
・MRワゴン 2004年04月モデル
・MRワゴン 2004年07月モデル
・MRワゴン 2004年12月モデル
・MRワゴン 2005年04月モデル
・MRワゴン 2005年10月モデル