スイフト(スズキ) モデルチェンジ情報
プラットフォームから手掛けられた、スズキ初の本格的な5ドアセダンがスイフトです。
新設計となるオールアルミ製ののニューエンジンは、可変バルブタイミング機構や、シリンダーライナーを直接冷却するウエットライナー方式、デュアル触媒など各種の新技術が採り入れられました。
2代目からは日本だけでなく世界戦略車として位置づけられ、ボディ、デザイン、プラットフォームなど全てを一から開発し、国内外で高い評価を得ました。
日本では、有力な車種がひしめくコンパクトカー市場においても、スイフトは高い評価を得ているクルマです。
競合車との比較
スズキ スイフトのライバル車としてよく名前があがるのが、トヨタ ヴィッツです。
そこでトヨタヴィッツとの性能比較をしてみたいと思います。
トヨタ・ヴィッツ

価格帯はヴィッツのほうが広く、最低グレードはスズキスイフトよりも安い価格となり、最上級グレードはスイフトよりも高くなります。
ボディサイズはヴィッツのほうが全長は100mm長いですが、室内長は10mmほどしかかわりません。ほぼ同程度のボディサイズです。
出力、トルクともスイフト、ヴィッツとも似たような出力です。
どちらもハイブリッドモデルがありますが、ヴィッツのほうが燃費性能は格段に高いと言えます。ただし、ヴィッツのハイブリッドモデルは値段が高いです。
以上の観点から、燃費性能を非常に重視しそのためには値段を惜しまないという方ならヴィッツのハイブリッドを選択するのが良いでしょう。
そうでなければ、どちらも同じようなスペックとなります。
スズキ・スイフト | トヨタ・ヴィッツ | |
---|---|---|
希望小売価格 | 134.3~194.1万円 | 118.1万円~208.7万円 |
全長×全幅×全高(mm) | 3840×1695×1525 | 3945×1695×1500 |
室内長×室内幅×室内高(mm) | 1910×1425×1225 | 1920×1390×1240 |
最高出力 | 67Kw | 51~73Kw |
最大トルク | 118Nm | 92~121Nm |
燃費性能 | 22.8~27.4Km/L | 21.6~34.4Km/L |
安全装備 | スズキセーフティーサポート 予防安全装置あり | 予防安全装置あり |
今後のフルモデルチェンジ予定
2021年現在、次のフルモデルチェンジ時期は発表されていません。
まとめ
軽自動車も含めると規模も大きいですが、競争も激しい日本の小型車市場で一定の評価を受け、存在感のあるスイフトは、モデルチェンジによりハイブリッドタイプも登場し、さらに燃費性能が高まりました。
日本だけでなくヨーロッパやインドでも高い評価を受けている車種であり、スズキの世界戦略車のひとつとなっているクルマです。