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スイフト(スズキ) モデルチェンジ情報

プラットフォームから手掛けられた、スズキ初の本格的な5ドアセダンがスイフトです。
新設計となるオールアルミ製ののニューエンジンは、可変バルブタイミング機構や、シリンダーライナーを直接冷却するウエットライナー方式、デュアル触媒など各種の新技術が採り入れられました。

2代目からは日本だけでなく世界戦略車として位置づけられ、ボディ、デザイン、プラットフォームなど全てを一から開発し、国内外で高い評価を得ました。
日本では、有力な車種がひしめくコンパクトカー市場においても、スイフトは高い評価を得ているクルマです。

4代目 ZC13S型他(2017年〜)

スズキ スイフト 4代目

外観

3代目からのエクステリアの変更点はフロントグリルの大開口化とさらなる低重心化です。3代目から継承された縦基調デザインの前後の灯火類はLED化され、ガラスエリアはピラーをブラックアウト化しました。

リアのドアハンドルはCピラーガーニッシュに移り、2ドアクーペのようなサイドビューとなりました。

全長 全幅 全高
3,840mm 1,695mm 1,500mm

インテリア/装備

スズキ スイフト 4代目

ナビゲーションパネルやエアコンの操作系を運転席側に5度傾けて配置したほか、メーター・ホーンパッド・エアコンルーバー・エアコンスイッチなどの機能部品を円筒モチーフで統一しました。

メーターは盤面にスピンドル加工を施し、水温計や燃料計をメーター内に配し、中央にはマルチインフォメーションディスプレイを搭載しました。
このディスプレイはグレードにより4.2インチ大型カラードット液晶又は単色表示液晶が搭載されており、カラードット液晶では走行関連情報やエンジンのパワー・トルク表示などを視覚的に確認することができます。

ステアリングホイールはD型に変え、フロントシートは肩部から座面までにかけて立体的な造形とし、座面形状とバネ配置の最適化、高性能低反発ウレタンを採用し、サイドボルスターを高くしました。

走行性能/燃費性能

  最高出力 最大トルク 燃費性能
ガソリン車 67Kw 118Nm 23.4km/L
ハイブリッド車 67Kw 118Nm 27.4km/L

安全性能

スズキ スイフト デュアルセンサーブレーキサポート

スズキ スイフトは 予防安全性能アセスメントにおいて最高ランクの「ASV++(ダブルプラス)」を獲得し、安全性能の高いクルマとして評価されています。
単眼カメラとレーザーレーダーを搭載しており、それらを活かして危険を回避する「デュアルセンサーブレーキサポート」が次の機能を担っています。

・前方衝突警報機能
走行中に単眼カメラとレーザーレーダーが車両や歩行者を検知し、衝突可能性があると判断されると警報で注意が促されます。

・前方衝突被害軽減機能
衝突可能性が高い場合に運転者がブレーキを踏むと、強力なブレーキサポートが働きます。

・自動ブレーキ機能
システムが衝突が避けられないと判断した場合に、自動的にブレーキが作動して衝突を回避する仕組みです。

また、その他の予防安全機能として次のものがあります。

・誤発進抑制機能
停車または徐行中に、前方の障害物を認識する仕組みです。
誤ってアクセルを強く踏むと、エンジン出力を最長約5秒間制御して急発進・急加速を抑制すると同時に、ブザー音とメーター内の表示・表示灯によって警報が発せられます。
これにより、駐車場などでの操作ミスによる衝突回避に貢献します。

・車線逸脱警報機能
走行中、車線の左右区画線を検知し、進路を予測する仕組みです。前方不注意などで車線をはみ出すと判断した場合、ブザー音とメーター内の表示・表示灯によって警報を発し、ドライバーに注意を促す機能です。

・ふらつき警報機能
走行中、車線の左右区画線を検知し、自車の走行パターンを計測。運転の疲れなどで車両が蛇行し、システムが「ふらつき」と判断した場合、ブザー音とメーター内の表示・表示灯によって警報を発し、ドライバーに注意を促す仕組みです。

・先行車発進お知らせ機能
ブレーキ操作をして停車中、先行車が発進すると自車との距離を計測します。それにより先行車が約5m以上離れても、自車が停車し続けた時に、ブザー音とメーター内の表示によって、ドライバーに先行車の発進を知らせる機能です。

・ハイビームアシスト機能
ヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動で切り替える仕組みです。

マイナーチェンジ(前/後の変化について)

現在、マイナーチェンジは実施されていません。

特別仕様車

・XGリミテッド(2017年)
「XG」をベースとして、「セーフティパッケージ」を標準装備したほか、クロームメッキを施したフロントグリル、本革巻のステアリングホイール、リヤディスクブレーキを特別装備しています。
2019年の仕様変更時に、「XG」に替わる最廉価グレードとしてカタロググレードへ格上げされました。

・XRリミテッド(2018年)
「XG」をベースとして、外観はメッキ仕様のフロントグリル、「RS」用のエアロ形状のフロントバンパー・リアバンパーに変更した特別仕様車です。また内装は本革巻のステアリングホイール、シルバーステッチを施した「RS」用のファブリックシートにそれぞれ変更されています。
2019年の仕様変更時に、ベースグレードが「XGリミテッド」に変更されました。

・HYBRID MGリミテッド(2019年)
「XGリミテッド」をベースとしてマイルドハイブリッド化され、アイドリングストップシステムとエコクールを追加した特別仕様車です。

各グレードについて

・XG
最廉価グレードです。
2019年の仕様変更以降は、「XGリミテッド」がXGに代わる最廉価グレードとなりました。

・XL
ナビゲーションがオプション設定できるグレードです。

・RS
3代目では特別仕様車だったモデルですが、4代目からカタロググレードとなったモデルです。
減衰力を高めたダンパー、欧州仕様タイヤ、パワーステアリングコントローラーを採用し、直進安定性を高めるとともに、スポイラー(フロントスパッツ・リア・サイドアンダー・ルーフエンド)、フォグランプ、LEDサイドターンランプ付ドアミラー、16インチアルミホイール、リアシートリクライニングを特別装備し、専用ファブリックシート・本革巻きステアリングホイールとシフトブーツにシルバーステッチを施しています。

・Rst
1L直噴ターボのブースタージェットエンジン(無鉛レギュラーガソリン対応)搭載のグレードです。またミッションは6ATです。

・ハイブリッドML
ハイブリッドタイプの標準グレードです。ミッションはCVTとなっています。

・ハイブリッドRS
減衰力を高めたダンパー、欧州仕様タイヤ、パワーステアリングコントローラーを採用し、直進安定性を高めるとともに、スポイラー(フロントスパッツ・リア・サイドアンダー・ルーフエンド)、フォグランプ、LEDサイドターンランプ付ドアミラー、16インチアルミホイール、リアシートリクライニングを特別装備し、専用ファブリックシート・本革巻きステアリングホイールとシフトブーツにシルバーステッチを施したグレード「RS」(3代目では特別仕様車)にモーターを搭載してハイブリッド化したモデルです。

4代目スイフトのグレード一覧

スイフト 2017年01月モデル
スイフト 2017年07月モデル
スイフト 2017年09月モデル
スイフト 2019年06月モデル
スイフト 2019年11月モデル

2017年式〜 スイフトの中古車一覧

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。
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