中古車のヴォクシーの維持費はいくら?費用の内訳と節約のポイントも解説
この記事では、中古車のヴォクシー購入を検討している方や、車の買い替えを検討されている方に向けて、中古車のヴォクシーを維持するのにかかる費用や、維持費の節約方法について詳しく解説しています。
興味のある方は、是非参考にしてみてください。
- Chapter
- 中古車のヴォクシーの維持費はどのくらいかかるの?
- ヴォクシーの中古車の維持費としてかかる費用 5つ
- 中古車のヴォクシーにかかるその他の費用
- 中古車のヴォクシーの年間維持費
- 中古車のヴォクシーの維持費を節約するポイント4つ
- 中古車のヴォクシーの維持費を知ろう
中古車のヴォクシーの維持費はどのくらいかかるの?
2001年11月、姉妹車のノアとともに、ミニバンとして新車販売を開始したヴォクシーは、若々しいデザインが若年層を中心に支持されています。
2014年にはハイブリッド仕様車も登場し、ミニバンの火付け役となったといわれているヴォクシーですが、中古車の維持費はどのくらいかかるのか見ていきましょう。
ヴォクシーは年式やモデルによって維持費が異なる?
ヴォクシーは2001年販売開始後、2007年と2014年にフルモデルチェンジしており「初代モデル」「2代目モデル」そして、現在販売されている「3代目モデル」と3つのモデルが存在します。
古いモデルほど自動車税や重量税が増額されますし、燃費も悪くなるため、維持費が高くなると言えます。
ヴォクシーの中古車の維持費としてかかる費用 5つ
中古車のヴォクシーを維持するためにかかる費用にはどのようなものがあるのでしょうか。
維持費と聞くと、税金や車検代が思い浮かんでしまいがちですが、実はそれ以外にもかかる費用はいろいろあります。
どんなものがあるのか詳しくみていきましょう。
1:税金(自動車税・自動車重量税)
自動車税の額は排気量ごとに決まっており、排気量が1,800ccと2,000ccであるヴォクシーの自動車税は36,000円となっています。
ヴォクシーの自動車重量税は16,000円で、これは車両重量ごとに決まっています。
しかし、自動車重量税は、新車登録時からの年数が13年・18年超えると増額になり、ヴォクシーの場合は13年以上18年未満でおよそ22,000円に、18年以上で25,000円ほどになります。
出典:自動車:自動車関係税制について|国土交通省
参照:https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000028.html
2:車検代
車検には、一律にかかる法定費用と、車検の依頼先により変わる車検基本料があります。
法定費用は、前述した自動車重量税の金額に、自賠責保険料と印紙代を合計した金額が必ずかかる費用になります。
車検基本料は、車検をどこでするかによって金額が変わってきますが、一般的には、ディーラーに依頼すると高く、車検専門店やガソリンスタンドに依頼すると費用が抑えられる傾向にあります。
また、部品交換が必要な場合は、部品代や交換作業料などもかかってきますが、中古車ヴォクシーの車検費用は、手数料など込みで98,000円ほどが相場といわれています。
出典:自動車検査・登録ガイド|国土交通省
参照:https://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/sikumi/skm04.htm
3:ガソリン代
モデルや型式によって変わってきますが、中古車の場合、2014年からの最新モデルをもとに1,000km走行時とすると、約7,000円かかるといわれています。しかし、これはあくまでも目安の数字なので、乗り方や型式次第で変わってきます。
自分の好みの型式と照らし合わせて確認してみるといいでしょう。
4:保険代(自賠責保険・任意保険)
自動車保険には「自賠責保険」と「任意保険」があります。
先ほど説明した通り、自賠責保険は車検の際に必ず入らないといけません。
しかし、自賠責保険は事故の相手方の身体についての補償のみとなっていて、自分に対する補償はないため、ほとんどの方が任意保険に加入しているのが実情です。
ただし、年払いするのか、1か月ごとに支払うのかによっても保険料は変わるので注意が必要です。
出典:自動車保険にはどんな種類の補償があるの?|チューリッヒ保険会社
参照:https://www.zurich.co.jp/car/consider/first-guide/
5:その他の維持費
ここまで、中古車ヴォクシーの主な維持費をみてきましたが、このほかにも、場合によっては駐車場代や突発的な故障などの修理代がかかることもあります。
特に、駐車場代は、家や職場に駐車場がない場合必ず必要になりますので、家や職場に近い駐車場の相場を調べておくとよいでしょう。
また地域や気候に合わせた消耗品関係のメンテナンス費用や、中古車で購入した場合は自分好みに車内の雰囲気を変えたい方もいるでしょう。そうするといくらかプラスになってしまいます。
中古車のヴォクシーにかかるその他の費用
万が一敷地内に駐車できない場合は、別途駐車場代がかかってくる方もいるでしょう。住んでいる地域や住まいの違いによって変わってくるため、ここは事前に確認しておきましょう。
他にも、中古車だとしても、一定の整備費用はかかってしまいます。整備費は車を持っていると必然的にかかってしまう点のため、できるだけ抑えることを意識して乗るといいでしょう。
また、ヴォクシーは、ガソリン車だけでなくハイブリッド車も中古車市場で出回っているため、燃費のいい中古車を選ぶことで、維持費を少し抑えられる可能性があります。
中古車のヴォクシーの年間維持費
ここまでの維持費を合計していくとモデルや型式、ガソリン代、選ぶ保険の種類などにもよりますが、中古車ヴォクシーの年間維持費は420,000円ほどとなります。
運転環境により違いが出ますので、目安として考えておきましょう。
中古車のヴォクシーの維持費を節約するポイント4つ
では、中古車のヴォクシーの維持費を節約する方法はあるのか説明してきます。
自動車税や、車検の法定費用など、節約できない項目もありますが、維持費を抑えることは可能です。ここでは節約できるポイントについて、4つの項目に分けてみていきましょう。
1:ミニバン専用のタイヤを使用する
ミニバン専用タイヤは、その名の通りミニバンに装着するためのタイヤで、ミニバン特有の”タイヤの外側だけが早く削れる”といった偏摩耗を抑える構造になっています。
普通のタイヤに比べ、購入価格は高めですが、消耗が遅く長く使えるため、結果的に節約できるでしょう。
2:メンテナンスが安い業者を探す
車検費用や修理費用などのメンテナンスは、業者によって価格設定がさまざまです。複数の業者から見積もりをとって、費用の安い業者を選ぶとよいでしょう。
また、省略できる整備内容がないか相談に乗ってくれる業者であれば、さらに安くメンテナンスできるでしょう。
3:任意保険を見直す
任意保険は1年ごとの更新で、その間無事故無違反の場合、等級が上がり保険料がだんだんと安くなります。保険料が安くなれば、月々の支払から年払いに切り替えるのも節約方法の1つです。
また、今は外資系の保険会社やインターネット割引のある保険会社など、色々な選択肢があるため、更新のタイミングで1度任意保険を見直してみるのもおすすめです。
出典:自動車保険の等級は保険料にどう影響するの?|チューリッヒ保険会社
参照:https://www.zurich.co.jp/car/useful/guide/cg-insurance-fee/
4:年数が経っている場合は買い替えを検討する
車は古くなればなるほど、価値が下がっていくのに対し、維持費は上がっていきます。そうなる前に車を買い替える方が、長い目でみて節約になるのです。
まとまったお金が必要となる車検の前に買い替えるのもいいでしょう。
中古車のヴォクシーの維持費を知ろう
今回は、中古車ヴォクシーの維持費について紹介してきました。
ヴォクシーの中古車購入を検討されている方は、購入費用だけでなく、年間維持費約420,000円を捻出できるのかといったこともポイントになってきます。
この機会に自分自身に合った節約方法なども実践して、快適に過ごせるようにしてみましょう。