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【2023年】タントカスタムの中古車相場と狙い目モデル!選び方も紹介

ダイハツ タントカスタム 4代目

軽自動車カテゴリーのなかでも、人気の高い軽スーパーハイトワゴンは、ダイハツをはじめ、ホンダ、スズキ、三菱、日産から発売されています。

そんな軽スーパーハイトワゴンのなかでも、ファミリー層に人気なのがダイハツ タントです。

2003年に初代の発売以降、2代目でミラクルオープンドアを採用して人気となったタントには、ノーマルのタントとエアロパーツを装備したタントカスタムが存在。

ここでは、ちょっとイカツイ印象のタントカスタムの特徴や中古車選びのポイントを紹介します。

Chapter
タントカスタムはどんな車?
中古車の価格相場の調べ方
タントカスタム中古車の狙い目モデル5選
相場価格x年式からみた狙い目モデル
年式x走行距離からみた狙い目モデル
タントカスタム中古車の選び方と注意点5個
手頃な相場価格で自分好みのタントカスタムの中古車を見つけよう

タントカスタムはどんな車?

ダイハツ タントは、ファミリー向けの軽自動車として2003年に発売されました。

「しあわせ家族空間」をコンセプトに、子育てに便利な低床ステップや大開口する助手席側ドア、運転席ロングスライドシートなど男女関係なく使いやすい仕様となっていたタントは、今日のスーパーハイトワゴンの礎となった1台です。

デザインが変更されたフロントマスクに大型バンパーなどのエアロパーツを装着したタントカスタムは、タントのデビューから2年後の2005年に追加。

スポーティな外観は、若年層のユーザーを中心に人気となりました。

初代タントカスタム

ダイハツ タントカスタム 初代

初代タントは2003年末に発売。

軽自動車では最大クラスの2,440mmのホイールベースに、2,000mmの室内長など、革新的なパッケージングによる驚きの広々空間と、利便性を追求した豊富な収納スペース、開放感のあるシンプルでプレーンなインテリアなど、安全性能・走行性能・環境性能など、高いレベルの基本性能が魅力でした。

そのタントをベースに、エアロパーツによる存在感あふれる力強いスタイルと、高級感のある上質なインテリアが与えられたタントカスタム2005年に発売されました。

2代目タントカスタム

ダイハツ タントカスタム 2代目

2代目タントは2007年12月に発売。同時にタントカスタムもデビューしています。

この2代目のトピックは、助手席側のセンターピラーをスライドドアに内蔵した”ミラクルオープンドア”の採用です。

センターピラーレスとすることで、車両の乗り降りはもちろん後席への荷物の積み下ろしも簡単になりました。

初代タントから160mm延長して2,160mmとなった室内長と、1,355mmの室内高、当時軽自動車では最大クラスの1,350mmの室内幅によって、居住性も高まっています。

タントカスタムは、「圧倒的な存在感」と「強い個性」がポイント。

専用のボディカラーをはじめ、低重心を演出するフロントグリルや大型バンパー、4灯式ヘッドランプとクリアクリスタルのフロントガーニッシュ、リアの大型バックドアガーニッシュなどで、精悍なイメージとなっています。

3代目タントカスタム

ダイハツ タントカスタム 3代目

3代目タントは2013年10月に販売が開始されました。

基本コンセプトは2代目からおおきく変わらず、低燃費と低価格が追求されました。

先代ではミラクルオープンドアを備える助手席側だけがスライドドアで、運転席側はヒンジ式ドアだったボディが、両側スライドドアになったことにくわえ、2列目シートのスライド量を10cm拡張して使い勝手を高めています。

また上級グレードには両側パワースライドドアが採用されたこともポイントです。

デザインや軽量化などにより改善された燃費性能は、NAエンジンが最大28km/L、ターボエンジンでも26km/L(いずれもJC08モード)という低燃費を実現。

予防安全装備として、衝突被害軽減ブレーキの「スマアシ」がグレード別に設定されていました。

同時にモデルチェンジを行ったタントカスタムは、より存在感を増したデザインが与えられるとともに、インテリアもピアノブラック加飾やシルバー加飾などによって上級感を演出しています。

4代目タントカスタム

ダイハツ タントカスタム 4代目

2019年にデビューした4代目が現行モデルです。

DNGA(ダイハツ ニュー グローバル アーキテクチャ)を初めて採用したモデルで、見た目以上に大きく進化しています。

また進化した予防安全機能の「スマアシ」には、運転支援機能の「スマートアシストプラス」を加え、安全性を向上しています。

室内は運転席のロングスライドシートとミラクルオープンドアとを合わせることで、ミラクルウォークスルーを実現し、子育て世代により便利な車になったことがポイント。

また、先代から16mmフロア高が低くなったことで乗り降りや荷物の積み下ろしも楽になっています。

同時にデビューしたタントカスタムは、厚みを持たせたメリハリあるフロントフェイスやサイドのボディ形状、ボディレリーフを一体感 のある造形とし、明快で存在感あるスタイルを表現。

インテリアは、居心地の良さと上質感にこだわってデザインされています。

中古車の価格相場の調べ方

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ご存知のように新車と違い、中古車には定価がありません

同じ車種・年式・グレードの車であったとしても、走行距離や修復歴、キズや室内のヘタリなどの違いがあるためです。

中古車の価格相場はインターネットで検索すると、すぐに見つけることが可能です。

格相場は需要と供給のバランスにより、値段が上がり下がりします。

タントカスタム中古車の狙い目モデル5選

タントカスタムは初代から現行モデルまで、さまざまな進化を遂げてきました。

子供のいる家庭に便利な機能を搭載し、使いやすい車となっているため、中古車を検討する方も多くいるのではないでしょうか。

そんなタントカスタムの狙い目モデルを価格相場から解説します。

相場価格x年式からみた狙い目モデル

ダイハツ タントカスタム 相場 2023

クルマは年式によって、細かなマイナーチェンジを受けてる場合があります。

タントカスタムも少しずつマイナーチェンジしており、それを知らないと装備などを理解できてないまま相場価格で判断し、購入してしまうことがあります。

そのため、年式からどのようなマイナーチェンジがされているかを知ることも大切です。

ここでは、狙い目の中古車として現実的な3代目モデル以降を中心に見て行きましょう。

まずは、価格帯と年式の観点から狙い目モデルを紹介していきます。

3代目なら、2017年式以降:100万円台〜

3代目のタントカスタムは、当初から予防安全機能の「スマアシ」を搭載するグレードが設定されていました。

2015年4月には、一部グレードが「スマアシ」から「スマアシⅡ」に進化するとともに誤発進抑制制御機能も追加されて、安全性が進化しました。

さらに2016年11月には「スマアシⅢ」となり、初期の3代目に比べると安全性が大幅に向上しています。

この2016年の改良以降を狙うのであれば、中古車は2017年以降がおすすめ価格は、100万円〜120万円がボリュームゾーンです。

現行型なら2019年式:130万円台〜

現行モデルなら、初期の2019年式がおすすめです。状態の良い個体が、130万円台の価格で見つかります。

年式x走行距離からみた狙い目モデル

ダイハツ タントカスタム 相場 2023

年式と走行距離は多くの方が中古車を選ぶ時に重視するところです。しかし、年式が新しく走行距離が少ないものがすべてとは限りません。

ほどよい年式や走行距離を見つけることが、良い中古車を掴む早道です。

ここからは年式と走行距離から見た狙い目モデルを紹介します。

3代目の2017-2019年式:走行距離3万km以下

2017年〜2019年式のタントカスタムは、3代目ですがスマアシⅢを装備した年式です。

なかでも2018年〜2019年式は、走行距離が3万km以下という個体も多く狙い目です。

最新のスタイルにこだわらなければ、2018年〜2019年式の3代目タントカスタムがおすすめ。

価格を重視するのであれば、2015年〜2016年式のスマアシⅡが搭載された個体を狙うのもアリだと思います。

ただし、新車から5年以上が経過してため走行距離もそれなりに増えていることも覚悟しておきましょう。

新車に近いコンディション2022年式:走行距離1万km未満

現行モデルは、走行距離が少なめになっているものも多く出回っています。しかしその分価格相場は高くなっており、購入費用がかさんでくるでしょう。

新車に近いコンディションを求めるなら、走行距離は1万km未満がおすすめです。

ただしグレードや装備によりかなり価格の差が出てくるため、なるべく新しい車が良くてオプションやグレードなどこだわらない方には狙い目でしょう。

タントカスタム中古車の選び方と注意点5個

車 買い替え

タントカスタム中古車を購入するにあたって、選び方と注意する点がいくつかあります。それらを気にせず購入してしまうと、安く車を購入できてもその後のメンテナンスにかなりの費用がかかるということも起こりかねません。

中古車はまったく同じ状態のものはないため、しっかりと見極めて選ぶ必要があります。

ここからはタントカスタム中古車選びの際の注意点を紹介します。

1:修復歴車は避けるのが無難

中古車を探していると必ず修復歴の有無が記載されています。修復歴のある車は価格がかなり安く設定されているため、手が届きやすくなっています。

しかし、フレームなど骨格部分の損傷があった車などは故障しやすくなっている可能性があり、走行できても不具合が出たりするなど相応のデメリットもあります。

そのため、修復歴のある車は中古車選びの際には避けるのが無難でしょう。

2:バッテリー交換の必要性を確認

バッテリーは消耗品です。中古車は新しいバッテリーに交換されていない可能性が十分にあります。
また、交換も中古車購入時にやってくれるかはバッテリー状態や販売店によっても違います。

そのため中古車を選ぶ際には、タイヤなどの消耗品同様に、バッテリー交換も必要があるかチェックしましょう。また、交換の必要がある場合には別料金で交換が必要なのかも聞いてみましょう。

3:走行距離が極端に長い・短い車は要注意

走行距離が少ない車はお得と考えている方もいるのではないでしょうか。ですが、走行距離が極端に長かったり短い車は注意が必要です。

年式の割にあまりに走行距離が少ない場合は、普段車庫に入れてあり、メンテナンスされていない可能性があります。

それと同様に、走行距離が極端に長い車も部品の劣化など、メンテナンスに関しては不安が残るでしょう。

しっかりとメンテナンスされている車の場合、走行距離が多めでも購入する方はいますが、走行距離が極端な車は注意が必要です。

4:内装状態もしっかりチェック

外装に関してキズがある場合などは事前に教えてもらえたり、自分達でも目で確認することが可能です。

注意が必要なのは内装です。

車内はある程度清掃した上で販売されますが、シミや汚れが残っていることがあります。

また、前の使用者がタバコを吸っていた場合には車内にタバコの臭いが残っていることもあります。目視ではわからないことなので実物を見て内装状態もしっかりとチェックしましょう。

5:下取り価格も上手に交渉

車の購入が決まったら、いま使用している車の下取りになります。下取り価格が交渉しやすいように、車内の清掃や洗車で車を綺麗にしておきましょう。

また、車に傷がある場合、素人が修理や手直しをするとそれが査定に響くことも考えられますので、そのまま査定をお願いするのがおすすめです。

他のお店などに見積もりを依頼している場合は、見積もりを提示することで査定額が変わることもあるため、相見積もりもひとつの手段です。

手頃な相場価格で自分好みのタントカスタムの中古車を見つけよう

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タントカスタムといってもさまざまな状態の中古車が多く出回っており、価格相場も幅広くなっています。
年式も影響するため初代から4代目の違いでも相場はかなり違っており、それぞれの環境と用途などを考慮した上で、どんな中古車を選ぶかが変わります。

中古車を選ぶ際の注意点をふまえ、手頃な相場価格で自分好みのカラーやグレードのタントカスタムを見つけてみましょう。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

車選びドットコムマガジン編集部

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