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車の査定でプラスになりやすい装備12選|装備の種類や売却方法も解説

車 お金 天秤

車の査定でプラスになりやすい装備にはどのようなものがあるのでしょうか。
この記事では、車の査定でプラスになりやすい装備12選やプラスになりにくい装備、装備がついた車の売却方法などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

Chapter
車の査定でプラスになりやすい装備とは?
車の装備の種類3つ
装備の種類による査定額の変化
車の査定でプラスになりやすい装備12選
車の査定でプラスになりにくい装備4選
装備がついた車の売却方法4つ
車の査定でプラスになりやすい装備を知ろう

車の査定でプラスになりやすい装備とは?

車 お金 天秤

車の査定は装備の有無によっても金額に差が出ます。
車を購入する場合には、売却時のことも考えて、できるだけ査定でプラスになるような装備を取り付けておきたいという方も多いでしょう。
しかし装備の中にはプラスになるものだけでなく、逆にマイナス査定になってしまうようなものもあります。

プラスになりやすい装備はさまざまなものがありますので、本記事でご紹介していきます。

車の装備の種類3つ

トヨタ 元町工場(2018年9月)

車の装備には、ディーラーオプション社外オプション純正オプションなどのさまざまな種類があります。また、ディーラーオプションは純正オプションの1つです。
ここでは車の装備の種類3つについてご紹介します。

ディーラーオプション

ディーラーオプションとは、ディーラーで取り付けを行う純正オプションです。
ディーラーオプションは納車前にディーラーで取り付けるオプションとなっているため、新車購入時に取り付けされていなくても、後付けすることができます。
フロアマットやサイドバイザー、シートカバーなどのアクセサリー類が多く、他にはエアロパーツやオーディオなどのデジタル機器などもあります。

社外オプション

社外オプションとは、カー用品店などで購入して後から取り付けることができるオプションです。
ディーラーオプションやメーカーオプションなどの純正オプション以外のオプションのことを社外オプションと呼びます。

社外オプションにはアルミホイールやエアロパーツ、オーディオなどさまざまな種類があります。
社外オプションは査定の際に評価されないケースが多いため、取り換えた場合は元の純正パーツを残しておくようにしましょう。

純正オプション

純正オプションとは、メーカーオプションやディーラーオプションなどのオプションです。
メーカーオプションにはサンルーフや追加エアバッグ、セキュリティシステムなどがあり、ディーラーオプションは前述のとおりアクセサリー系が多いです。

純正オプションの中には査定時にプラスに評価されるものが多くありますが、あまりにも年式が古くなってくると、純正オプションでも査定にはあまり関係がなくなっていきます。

装備の種類による査定額の変化

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装備は純正オプションの方が査定の際に高額な査定に繋がりやすくなります
中古車市場ではメーカーが販売している標準的な車が好まれるため、前の持ち主の好みが反映されているような社外オプションはマイナス査定になりやすいです。
一方、純正オプションはメーカーやディーラーの純正品となっているため、プラスの査定に繋がるか、プラスにはならなくても大きくマイナスになるということはないでしょう。

車の査定でプラスになりやすい装備12選

電卓 計算 女性

純正のオプションであっても、具体的にどのような装備を車に搭載しているかによって売却する際の査定額は変わってきます。
ここでは車の査定でプラスになりやすい装備12選をご紹介します。

ボディカラー

パールホワイトなどの特殊なボディカラーは査定時にプラスになりやすいです。

通常のボディーカラーは塗装の上からクリア塗装を行う2コートという塗装が行われています。しかしパール系の有料のオプションカラーは、カラー、パール、クリア塗装の3コート塗装になっているため、3万円前後のオプション代金がかかります。
しかしパールホワイトなど有料色は非常に人気なので、5万円ほどプラスの査定になることも多いです。

先進安全装備

自動ブレーキなどに代表される先進安全装備は査定時にプラスになりやすいです。
先進安全装備のオプションが付いていることは査定の際にも重視されるため、査定額に大きな影響を与える要素の1つとなっています。

サンルーフ

純正のサンルーフは査定時にプラスになりやすいです。
サンルーフが付いていると車内に光が多く取り込むことができるため、中古車市場でもプラスの査定とされています。
基準も決まっており、国産車の場合はⅣになり、そのほか、特、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのクラスによって金額の目安が変わってきます。

出典:中古自動車査定基準及び細則〔Ⅰ〕|一般財団法人 日本自動車査定協会
参照:http://www.jaai.or.jp/jaaiimage/pdf/sateikijun180320/saisoku180320-03.pdf

キーレスエントリー

ワンタッチでドアを開錠施錠できるキーレスエントリーは査定時にプラスになりやすいです。
スマートキーとも呼ばれ近年では定番となっているキーレスエントリーも、キーレスエントリーが搭載されていない車と比較するとプラス査定になります。
また、キーレスエントリーの中には電動スライドドアになっているものもあります。

電動スライドドア

便利な電動スライドドアは査定時にプラスになりやすいです。
電動スライドドアは特にミニバンで人気の高い装備ですが、ミニバンでも同様のプラス査定になることもあります。
助手席側は標準装備、運転席側はオプションで搭載できるという場合は、運転席側にもつけておくと良いでしょう。

レザーシート

本革シートもしくは人工皮革シートレザーシートは査定時にプラスになりやすいです。
本革のレザーシートを装備すると、車内空間を落ち着いた高級感のある雰囲気にすることができます。レザーシートにも査定の基準があり、車両クラスによって査定が付きます。
ただし、張り替えが必要になるくらい破損している場合はプラス査定にはなりません。

エアバッグ

追加のエアバッグは査定時にプラスになりやすいです。
一般的にエアバッグや運転席と助手席に搭載されていますが、中には追加のエアバッグとしてサイドエアバッグ、カーテンエアバッグ、ニーエアバッグなどの装備を搭載できる車両もあります。
そういったオプションのエアバッグが装備されていると、プラス査定になりやすいです。

バックモニター・サイドモニター

バックモニターサイドモニターは査定時にプラスになりやすいです。
バックモニターやサイドモニターが搭載されていると、死角を減らすことができます。
特にバックモニターは近年では標準装備となっているケースも多いですが、オプション装備のバックモニターやサイドモニターを搭載している場合はプラス査定に繋がりやすいでしょう。

後席モニター

後部座席で映像を楽しめる後席モニターは査定時にプラスになりやすいです。
後部にモニターを付けることで後部座席の子どもを飽きさせないリアエンターテインメントシステムは、ファミリー層に人気のオプションです。
特に後席のみで独立してDVD鑑賞などができる高性能なタイプであれば、買取時にもプラス査定になりやすいでしょう。

カーナビ

高性能なカーナビは査定時にプラスになりやすいです。
近年ではカーナビが付いていて普通なので、高性能な新しいカーナビかどうかがプラス査定に繋がる重要なポイントになっています。
また、メーカーオプションの純正カーナビはインパネに綺麗に収まるように設計されているため、車との一体感が高く、プラス査定が期待できます。

ただし、車種によっては純正よりも社外の最新のカーナビの方が高い査定になるケースもあります。

オーディオ

純正のオーディオは査定時にプラスになりやすいです。
人気オーディオメーカーの純正オーディオなどを搭載している場合、プラス査定に繋がります。
また、社外オプションであっても高性能なものやスピーカーの種類、ウーファーを搭載しているかどうかなどによってプラス査定になるケースがあります。

ETC

ETCも査定時にプラスになりやすいです。
ETCは近年では付いていて当然の装備になってきており、現在の国内の自動車のETC利用率は90%以上と言われています。大きなプラス査定にはなりませんが、最新機種のETCであれば数千円程度のプラス査定が期待できるでしょう。
また、取り外してもマイナス査定になるわけではないため、別に中古品として売却することも可能です。

車の査定でプラスになりにくい装備4選

丸 バツ 女性

ここまでプラス査定に繋がりやすいさまざまな装備をご紹介してきましたが、新しいものや最新のものでもプラス査定にはならないような装備もあります。
ここでは車の査定でプラスになりにくい装備4選をご紹介します。

タイヤ

タイヤについてはプラス査定にはなりにくいため注意が必要です。
タイヤのオプションはプラス査定にも繋がりそうに思えますが、実際にはプラス査定にはなりません。そのため、査定額をアップさせるために査定前に新しいタイヤに履き替えたりしても特に意味はないため注意しましょう。

エアロパーツ

エアロパーツなどは一般受けする装備ではないため、プラス査定になりにくいです。
エアロパーツにはレーシングカーとして速く走るためのエアロパーツや、ドレスアップ目的のエアロパーツなどがあります。

純正のエアロパーツがフロント、リア、両サイドに揃っていればプラスの査定になるケースはあります。
しかし傷がついていたりパーツが欠けていたりすると、かえってマイナス査定になることもあるため注意が必要です。

マフラー

マフラーを取り換えている場合はマイナス査定になりやすいです。
純正のマフラーは付いていて当たり前のものなので査定には影響がありませんが、社外マフラーに取り換えている場合、中古車市場での価値が下がるためマイナス査定になる可能性があります。
そのため、査定額を下げないためには、純正マフラーを保管しておいて査定時に提出するようにしましょう。

イルミネーション

イルミネーションはマイナス査定になりやすいです。
照明によって車内のインテリアを変えたりパーツを光らせたりするイルミネーションは、非常に好き嫌いのわかれるカスタムです。そのため、イルミネーションが搭載されている車は中古車市場でも価値が低くなる傾向にあります。
ただし、純正パーツを保管しているケースや、配線などを元通りに戻せるようにカスタムしている場合は査定に影響を与えないこともあります。

装備がついた車の売却方法4つ

車 お金 電卓

装備がついている車を売却しようと考えている方の中には、売却方法に悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。売却方法には、「オークションサイト」「一括査定サイト」「下取り」「中古車専門店」などの方法があります。
ここでは装備がついた車の売却方法4つをご紹介します。

オークションサイト

オークションサイトを利用して売却すれば、中古車市場の相場よりも高く売却できる可能性があります。
オークションサイトであれば買取業者を通さずに直接購入希望者に売却できるため、相場よりも高くなる可能性はあります。また、業者との交渉などもする必要はありません。
ただし、一括査定サイトなどを利用する場合よりも車の詳細な情報を記載する必要があります。

一括査定サイト

一括査定サイトなら、複数の買取業者の中から自分の目的にあう買取業者を選ぶことができます。
直接複数の中古車買取業者のところへ足を運んで査定を行ってもらう場合、非常に労力を伴います。しかし一括査定サイトなら、サイトに情報を入力するだけで複数の買取業者から査定金額を出してもらうことができます
そのため、効率よく、もっとも良い条件の業者を見つけられるでしょう。

下取り

ディーラーでの下取りなら、新車購入のタイミングでスムーズに売却することができます。
売却に手間や時間をかけたくないのであれば、車の買い替えのタイミングでディーラーの下取りに出すのがもっともスムーズです。ただし、下取りはディーラーがサービスの一環として行っているため、金額は高くはなりません。
また、新車の購入代金から下取りした車の査定額を差し引く形になるため、新車購入が前提となります。

中古車専門店

中古車専門店ならディーラーよりも高く売却することができます。
中古車専門店は中古車の買取と売却が専門なので、より高く売却できる可能性があります。
ただし査定額は中古車市場の相場にも影響を受けるため、高く売れるタイミングとそうでないタイミングがある点には注意が必要です。

車の査定でプラスになりやすい装備を知ろう

購入 販売店 鍵 ディーラー

車の装備の中にはプラスの査定になりやすいものとなりにくいものがあります。
ぜひこの記事でご紹介した車の査定でプラスになりやすい装備やなりにくい装備、装備がついた車の売却方法などを参考に、プラス査定になりやすい装備をつけて高額での売却を目指してみてはいかがでしょうか。

ドリキン土屋圭市MC!

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