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キューブ(日産) モデルチェンジ情報

日産・キューブは、5ナンバーサイズのトールワゴンです。
日産の代表的なコンパクトカー、マーチの当時のモデルをベースとしたクルマで、名前の通りキューブ(立体型)のボディを乗せて、マーチよりも車高を200mmも高くして居住性を高め、マーチから受け継いだ取り回しのよさや独特のデザインから多大な人気を集めました。

長らくマーチと並ぶ日産のコンパクトカーの看板車種となっていましたが、2019年12月末をもって生産終了となりました。

競合車との比較

トヨタ・ルーミー

トヨタ ルーミー

5ナンバーサイズのコンパクトトールワゴンというと、かつてはトヨタのbBがキューブのライバル車としてよく挙げられていましたが、現在は販売されていません。
トヨタは2016年にコンパクトトールワゴン、「ルーミー」の発売を開始し、その販売は好調とのことです。
そこで、キューブとトヨタのルーミーを比較してみます。

ボディサイズは、全体的には同程度ですが、トヨタルーミーは全高が高く、さらに室内スペースについては全般的にルーミーが広くなっています。
出力、トルクはキューブが上回っていおり、ルーミーは燃費性能が高いです。
安全性能は、キューブもセンサーの働きで自動車の動きを制御するビークルダイナミクスコントロールを搭載しているものの、ダイハツの安全装備パッケージ、「スマートアシストⅡ」を搭載しているルーミーのほうが充実しています。

新車での価格帯は、ルーミーのほうがキューブよりも低価格です。
キューブの最終モデルが2008年に登場したモデルで、ルーミーは2016年に登場したということもあり、ルーミーのほうが全般的に優れていると言えるでしょう。
特に充実した安全装備を搭載しているにもかかわらず、値段が抑えられておりコストパフォーマンスが高いと言えます。

キューブ走行性能はルーミーよりも勝っているので、多くの人や荷物を乗せる機会の多い人は、キューブを選んだほうがいいかもしれませんが、ルーミーのターボエンジンモデルですと、馬力も遜色はありません。


日産・キューブトヨタ・ルーミー
希望小売価格162~207.3万円146.2~196.5万円
カラーバリエーション11色14色
全長×全幅×全高(mm)3730×1670×16403725×1670×1735
室内長×室内幅×室内高(mm)1870×1340×12652180×1480×1355
最高出力80Kw51~72Kw
最大トルク148Nm92~140Nm
燃費性能16.0~19.4Km/L
(10.15)
21.8~24.6Km/L
安全装備ビークルダイナミクスコントロールなど衝突回避支援ブレーキ
御発信抑制制御
衝突警報機能
車線逸脱警報機能
先行車発進お知らせ機能
など

今後のフルモデルチェンジ予定

日産・キューブは2019年12月末をもって生産終了、2020年3月末をもって販売終了となりました。
そのため今後のフルモデルチェンジの予定はありません。

まとめ

日産 キューブ

ユニークな外観、車高の高さからくるゆったりとした車内空間などから発売当初は非常な人気となったキューブですが、トールワゴンというボディタイプは軽自動車まで含めると多くの競合車があり、晩年は競合車に押されがちな印象となりました。

これからキューブを購入したい場合は、中古車が主な選択肢となります。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

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