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中古でホンダ・ヴェゼルを買うならこの型式がオススメ!

ホンダ・ヴェゼルは、2021年4月に2代目の新型を発売するとすでにアナウンスされています。しかし、2021年5月時点で中古車を狙うとなると、まずは初代から選ぶのが常識といえるでしょう。
初代ヴェゼルは、2013年12月の発売ですので、7年半近いモデルライフとなっています。そのため、タマ数も多く、多彩な選択肢が揃っています。また、初期型と後期型では、先進安全装備なども異なり、当然ながら後期型の方には最新の安全装備が用意されています。

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絶妙なボディサイズにより広い後席と荷室を備える
2016年2月の一部改良で、先進安全装備の「ホンダ・センシング」を設定

絶妙なボディサイズにより広い後席と荷室を備える

ホンダ ヴェゼル

初代ホンダ・ヴェゼルは、コンパクトカーのフィットをベースにしたコンパクトSUVと表現されることが多くなっています。確かに、ホンダ自慢のセンタータンクレイアウトを使った広い後席のフットスペース、後席のチップアップ機構(座面を跳ね上げて固定できる)など共通点はいくつもあります。
また、トランスミッションのDCT(デュアルクラッチ)でフィットと同様にサービスキャンペーンやリコールを連発したという、マイナス面の共通点もあります。

一方で、全長4295×全幅1770×1605mm、車内の広さを左右する一因であるホイールベース2610mmというサイズは、3代目フィットの全長3995×全幅1695×全高1525mm、ホイールベース2530mmと比べると、初代ヴェゼルがひと回り大きくなっています。つまり、5ナンバーサイズのフィットに対してヴェゼルは3ナンバー化されています。
また、欧州の「セグメント」で表現すると、ヴェゼルは、Bセグメント級SUVとCセグメント級SUVの中間的サイズになっています。
BセグメントSUVという市場を切り拓いた1台である日産の初代ジュークは、全長4135×全幅1765×全高1570mm、ホイールベースは2530mmでした。マツダCX-3は、全長4275×全幅1765×全高1550mm、ホイールベースは2570mm。初代ヴェゼルは、日産ジュークよりも全長は160mmも長く、マツダCX-3よりも全高が55mmも高くなっています。
ジュークはコンパクトな全長、CX-3は1550mm以下の機械式立体駐車場に入る取り回しの良さが美点。初代ヴェゼルは、大きめのボディサイズ、ホンダ自慢の低床設計が可能なセンタータンクレイアウトを活かした広い室内と荷室が最大の強みといえます。
ボディサイズの拡大は、エクステリアデザインの面でも有利で、抑揚の効いた、ダイナミックな造形にしやすくなります。

また、ヴェゼルよりも後発ですが、Cセグメント級のSUV代表としてトヨタC-HRをピックアップしてみると、全長4390×全幅1795×全高1550mm、ホイールベースは2640mm。ヴェゼルの方がC-HRよりも95mm短く、25mm幅が狭くなっています。
それでも初代ヴェゼルとC-HRの後席に収まってみると、遜色のない広さ、あるいはヴェゼルの方が広く感じるという方もいるかもしれません。

また、初代ヴェゼルはセンタータンクレイアウトを活かした低くて広い荷室も美点です。
初代ヴェゼルの通常時の荷室容量は393L。初代日産ジュークは251L、CX-3は350L(床下収納込み)、ボディサイズの大きなC-HRは318Lですので、ヴェゼルの大容量が際立っています。
しかも先述のように低床設計で開口部が低く、荷物の出し入れが容易なのも魅力。後席座面のチップアップ機構も備え、ウインタースポーツやマリンスポーツなどでの靴(シューズの履き替え)、子どもなら着替えも可能。ほかにも、観葉植物やベビーカーなどの高さのある荷物も積載できます。

ホンダ ヴェゼル 電動パーキングブレーキ

初代ヴェゼルのパワートレーンは、1.5Lガソリン(CVT)仕様と、ハイブリッド(DCT)は「1.5L i-VTEC+i-DCD」という構成でデビュー。既述のようにDCT(デュアルクラッチトランスミッション)は、リコール、サービスキャンペーンを連発したことも記憶に新しいと思いますが、対象車を購入する際はリコール、サービスキャンペーン対策済みであることを念のため確認しておきたいものです。

初代ヴェゼルの走りは、とくに初期型はパワートレーンを問わず乗り心地が硬めで、前席よりも当然ながら後席はさらに跳ねるような乗り味になっています。また、装備面では、このクラスではいち早く電動パーキングブレーキを採用しているほか、低速域衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能などを「あんしんパッケージ」として設定していました。

2016年2月の一部改良で、先進安全装備の「ホンダ・センシング」を設定

ホンダ ヴェゼル ホンダ・センシング

2016年2月の一部改良「Honda SENSING(ホンダ センシング)」が設定されましたので、安全面を考えると、同改良後モデルをマストとしたいところ。この改良では、スポーティグレードで人気の「RS」も設定されています。
また、乗り心地の向上に寄与するヤマハ製のパフォーマンスダンパーが「HYBRID Z」に搭載されたほか、4WDのリヤサスペンションにも「振幅感応型ダンパー」が標準化されたことで、乗り心地の改善が図られています。これにより、全グレードのフロントとリヤに同ダンパーが採用されています。

さらに予算が許せば、2018年2月に受けたマイナーチェンジ後モデルを狙う手も大いにあります。エクステリアの刷新をはじめ、ハイブリッド仕様の走りが洗練され、静粛性の向上も図られています。
2019年1月には、最上級グレードの「TOURING・Honda SENSING」が加わっています。1.5L直噴ターボが搭載され、ボディ剛性の向上、専用セッティングが施されたヤマハ製のパフォーマンスダンパーを採用したスポーティモデルであり、その名のとおり、長距離でも疲れにくいロングツアラーというキャラも与えられています。

ホンダ ヴェゼル

ホンダ・ヴェゼルは2021年4月に2代目にフルモデルチェンジを受けるため、買い替え需要により初代モデルが今後も数多く中古車市場に流れてくるはずです。
初代ヴェゼルは、未使用車から10万km以上という距離を重ねたモデルまで数多くの選択肢があります。先進安全装備などの点からも譲れない条件として2016年2月の一部改良後モデル以降から選びたいところです。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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