中古車が買いたくなる自動車WEBマガジン

輸入車の売却価格は安くなりやすい?その理由と高く売るためのポイントを解説

輸入車の売却価格は安くなりやすいと言われています。売却する際には少しでも高く売りたい方が多いのではないでしょうか。
この記事では輸入車の売却価格をアップするポイントについて紹介します。輸入車にお乗りの方、購入検討中の方はぜひ読んでみてください。

Chapter
輸入車は高く売れない?
輸入車の需要が少ない3つの原因
輸入車を高く売却するためにチェックすべきポイント4つ
ハンドル仕様は売却価格に影響する?
輸入車の売却に必要なもの
輸入車を売却する際のポイントを押さえよう

輸入車は高く売れない?

中古車 お金

輸入車にお乗りの方、輸入車の購入を検討されている方は、売却時の価格が気になるのではないでしょうか。
輸入車は国産車に比べて高く売却できないと言われています。それには、「輸入車特有の査定基準により買取価格が減る」「輸入車自体の需要が少なく、中古車価格が低い」という2つの理由が関係しています。

輸入車特有の査定基準

中古車の査定は一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)において基準が決められています。
輸入車は国産車に比べて故障や破損に関する減点が大きく、車格に応じたクラスによる係数も大きく設定されています。

例えば、国産車ではトヨタ・プリウスや日産・セレナなどが標準となっており、トヨタ・アクア、ホンダ・フィットなどのコンパクトカーや軽自動車は減点幅が小さいです。
輸入車では、フォルクスワーゲン・ポロ、ルノー・トゥインゴなどのコンパクトカーが標準となっており、プリウスと同じ車格のフォルクスワーゲン・ゴルフは1.3倍の係数がかかります。該当する項目が多いほど、減点が大きくなります。

国産車と比べて需要が少ない

売却した車は、中古車として流通します。逆に言うと、中古車として流通するときの販売価格から中古車販売店や買取店の利益、整備費用、諸経費を引いた値段が仕入れ価格、すなわち買取価格です。
街中を見ると国産車が多いように、輸入車はそもそも需要が少なくなります。中古車販売価格は需要の影響を受けますので、必然的に買取価格も低くなってしまいます。

輸入車の需要が少ない3つの原因

なぜ why

輸入車の需要が少ないのは、国産車と輸入車を比較した際に、国産車のほうが魅力的に感じる方が多いためと考えられます。逆に言うと、国産車より輸入車のほうが魅力的な点に注目し、その輸入車の需要にミートする中古車であれば高く売却できる可能性が高くなると言えます。
それでは、なぜ「国産車と輸入車を比較した際に、国産車のほうが魅力的に感じる方が多いのか」を考えてみましょう。

日本の交通・生活環境に合わないと捉えられがち

日本では、軽自動車と、コンパクトカーやミニバンのラインナップが豊富な小型自動車(5ナンバー)の販売台数が多くなっていますが、これらは空間効率や取り回しなど、日常の使い勝手を重要視しています。

輸入車は国産車に比べ車内空間が狭かったり、車体が大きく取り回しが難しかったりすることがあります。海外では道路も広く、安定性、快適性の観点から大型の車が好まれますので、日本のニーズとマッチしないところがあるのは否定できません。
日常的に自動車を使用する人にとっては特に、道具としての実用性、使い勝手を求めますので、輸入車は不利になると考えられるでしょう。

堅牢性などに悪いイメージがある

国産車に比べ輸入車は壊れやすいというイメージがあります。
日本は1年で寒暖の差が大きく、交通事情も渋滞やストップアンドゴーが多いため、車にとっては過酷な環境です。日本の環境を考慮して設計された国産車と異なり、輸入車にとっては設計を超えるダメージとなって故障に至るケースがあります。

しかし最近では輸入車も世界各地の環境に対応できるように進化しており、昔に比べると性能も大きく向上しています。

パーツや維持費が高い傾向にある

輸入車はパーツも海外から取り寄せとなることがあり、輸送費などコストが上がりがちです。特殊な工具が必要なこともあり、整備費も高くなることがあるでしょう。
また、燃料もほとんどがハイオク指定となり、燃料費もかさみがちになります。

輸入車を高く売却するためにチェックすべきポイント4つ

車 買い替え

輸入車が高く売却できない理由として「輸入車特有の査定基準による買取価格が減る」と「輸入車自体の需要が少なく、中古車価格が低い」を説明しました。
逆に、「輸入車特有の査定基準での減額を最小限に抑える」「需要の高い輸入車を需要のある店に売却する」の2点を押さえれば、輸入車をより高く売却できます。ここからは、輸入車を高く売却するためにチェックすべきポイント4つについて解説します。

ポイント① 需要の多い車種や仕様であるか

輸入車は趣味性が高いため、コンパクトカーやハッチバックのような実用車よりも、高級車や多目的車のような国産車にない特徴やブランドを持った車種の需要が高くなりがちです。

高級外車として日本でも有名なメルセデス・ベンツ、BMW、Audiといったドイツ車はブランドイメージが確立されており、比較的人気があります。タイプとしては、SUVタイプが人気です。型落ちになると需要が落ちますので、最新型であれば需要が高くなります。
仕様に関しても、カラーやグレード、エンジン仕様などの種類によって需要が異なります。需要の高い車種、仕様であれば、高値で販売できますので買取価格も高くなるでしょう。

ポイント② 査定が高くなりやすい装備があるか

装備も査定に反映されることから、どのような装備を持っているかも重要です。特に、後付けできないメーカーオプションは好まれる傾向にあります。
JAAIによる査定基準でも、革シート、カーナビゲーション、サンルーフといった装備は加点されていて、輸入車の場合、コンパクトカークラスの車格であっても革シートの査定が国産車より高いといった特徴があります。

ポイント③ その車種を専門に扱っている業者に依頼する

新車を買う場合はディーラーに下取りに出すケースも多いですが、そのディーラーに販売ルートがない場合、オークションに出されます。特に国産車ディーラーは輸入車に関する査定の知識も少なく、安値での下取りとなることがあるでしょう。
買い取った車両を直接整備して販売できる輸入車の中古車販売店や、独自の販売ルートを確立している輸入車の買取店であれば、豊富な査定実績もあり比較的高値での買取が期待できます。

ポイント④ コンディションが良いか

JAAIの査定基準でも、各種コンディションでの減点項目が多数あります。輸入車は国産車に比べ減点が大きい項目があり、また車格ごとの補正も大きいため、車格が上がるほど減点の影響が大きくなります。

例えば、エアコンのガス抜けがある場合、国産車のトヨタ・プリウスであれば標準10点の減点です。一方、同車格のフォルクスワーゲン・ゴルフの場合、輸入車の標準が20点と高いうえに係数1.3がかかり26点の減点となります。
そのため、コンディションを良くし減点を極力減らすことが大切です。新車保証が残っているのであれば、気になる点はしっかり修理しておきましょう。

ハンドル仕様は売却価格に影響する?

左ハンドル 運転席

輸入車には右ハンドルと左ハンドルがあります。コンディションの査定には差がありませんが、需要の差から売却価格に影響することがあります。
日本は左側通行の右ハンドルが標準ですので、現在は右ハンドルの需要が高い傾向です。ただ、一部スポーツ車など左ハンドルしかラインナップがなかったり、左ハンドルであることがステータスとみなされるような車種では、需要が期待できます。

輸入車の売却に必要なもの

車売却 書類

輸入車の売却に必要なものは、国産車と変わりません。
「車検証、自賠責など車両に備え付けられた書類」「印鑑証明書、実印といった契約に関係するもの」そのほか名義変更や住所変更がある場合は住民票や戸籍謄本といった準備が必要となります。 詳しくは売却先に確認して、早めに準備しましょう。

輸入車を売却する際のポイントを押さえよう

BMW M3

大事に乗ってきた愛車を売るなら、できるだけ高く買い取ってほしいものです。
売却する業者を選ぶこと、コンディションを良く保つことが高く売ることにつながります。大事にメンテナンスしながら輸入車ライフを楽しんで、買取価格もアップさせましょう。

ドリキン土屋圭市MC!

チャンネル登録はこちら

もっとみる

カテゴリー

注目タグ

デイリーランキング

2021.05.16UP

最新記事