走り屋におすすめしたい車
所謂「走り屋」を目指す方にお勧めしたいのが、見切りの良い車です。トヨタ 86、スバル BRZなど中古車でも探せる走り屋向けの車をご紹介します。
※2014年12月11日時点
- Chapter
- 理屈じゃないのでしょう・・・
- 「見切りがいいこと」は絶対条件
理屈じゃないのでしょう・・・
自分が走り屋でもないのでわからない、と言うと身も蓋もありませんが、走りにこだわる方もたくさんいます。
クルマを峠に持ち込んでパフォーマンスを最大限に引き出し、愛車の真価を発揮させる。走り屋のイメージはこういう感じでしょうか。最大限ではなく定常状態でどうかがクルマの真価だと思うので、今後も走り屋になることはないかしら・・・とは思いつつ、もしクルマの性能を最大限に引き出すのであれば、ここは譲れない!というポイントを考えて行きたいと思います。
「見切りがいいこと」は絶対条件
クルマのポテンシャルを最大限に引き出せるかどうか、一番大事なことは「そのクルマの見切りがいい事」だと思うのです。
クルマは走ってナンボです。しかし、だだっ広い砂漠の真ん中をぐるぐるするわけではありません。さまざまな地形に敷設された道路を走ります。カーブや坂で見通しが一律ではないでしょう。「どこまでがクルマで、どこからが道路か」その境目がはっきりすればクルマのパフォーマンスを発揮する一助になるのではないでしょうか。
車のパフォーマンスを発揮するためには道を知り、道のパフォーマンスを引き出すことが大切なのではないかと思うのです。たとえばトヨタ86、スバルBRZ。ミラーの隙間も視界を確保していて好感が持てますね。
ただ、まじめに「やはりセンチュリーからはじめよ」とも思う
ハイヤーの運転手さんはコップに水を入れて練習するのだそうです。ブレーキ、加速、カーブでそのコップから水がこぼれないような運転ができるようになるために。
コレは実は、峠の走り屋にとってもいい練習になるに違いないのです。荷重移動が自然で不要な揺れのない運転と言うのは、その反動も小さいわけで、そのラインを知るのが一番効率的な運転ではないでしょうか。
わが国にはショーファードリブンを主目的に作られたセンチュリーという、すばらしいクラフツマンシップの塊りのようなクルマがあります。このクルマでまず、誰を載せても酔わないような運転を練習してみてから攻め込みの練習をしてはどうでしょう。