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中古でアクアを買うならこの型式がオススメ!

近年、トヨタ・アクアの人気に陰りが出ています。2020年上半期(1月〜6月)の登録車販売ランキングは、12位で前年比57.3%と大きく減らしています。新型コロナウィルスの影響ももちろんあったはずですが、新型になったヤリス(旧ヴィッツ)との競合もあったと想像できます。
それでも長い間、「日本を代表するエコカー」として支持を集めてきただけにタマ数も多く、中古車で買うのなら狙い目といえそうです。

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トヨタ・アクアとは?
走りや個性を重視するなら 高めだが「G"GR SPORT"」という選択も

トヨタ・アクアとは?

トヨタ アクア

東日本大震災の爪痕が色濃く残り、復興の歩みが始まったばかりの2011年12月、当時の関東自動車工業(現トヨタ自動車東日本)の岩手工場でラインオフされたのがトヨタ・アクアです。同社のホームページには、「東北復興の星第1弾 アクア」と記載されています。
東北復興のシンボルとして、世界一のJC08モード走行燃費35.4km/Lを引っ提げて誕生したアクアは、若いユーザーを獲得する使命も帯びていました。アクアが出た当時は、プリウスが比較的高い年齢層から支持されていたこともあり、新規に車名を与え、ボディサイズも価格(エントリーグレードは169万円でした)も抑えることで、より幅広い層に買ってもらう狙いがあったはず。カラフルなボディカラーも用意するなど、その企画の狙いが透けて見えます。

クルマの仕上がりは、軽くて小さいことを利した燃費の良さがある一方で、リヤシートやラゲッジスペースが狭いという指摘もあります。確かに後席はとくに頭上が狭いものの、ハイブリッドでも巧みなパッケージングにより、荷室容量は305Lとやや小さめのBセグメントとしては、健闘しているほどです。
また、実際の販売ではコンパクトカーだけでなく、軽自動車との競合もあったはずです。それでも、2012年の登録車販売ランキングでは、軽自動車も含めてプリウスに次ぐ2位を獲得。翌2013年には軽自動車を含めた新車販売ランキングでトップに立ちます。2014年にはダイハツ・タントに継ぐ2位となっています。

燃費の良さだけでなく、トヨタの「THS2」の利点であるEV走行もバッテリー残量に応じて可能で、早朝深夜の住宅街などで静かに発進、走行したいというにニーズにも応えてくれます。また、最小回転半径は4.8mと狭い場所での取り回しや、駐車場の大きさに制約があるケースでも停めやすいのも美点。
搭載されるパワートレーンは、1.5L直列4気筒エンジン+モーターの組み合わせで、リダクション機構付の「THSⅡ」が積まれています。ボディサイズはコンパクトで、全長約4mで、全幅は1.7m以下の5ナンバーサイズに収まり、全高も全車1.5m以下に収まっています。

走りや個性を重視するなら 高めだが「G"GR SPORT"」という選択も

トヨタ 踏み間違い加速抑制システム

タマ数が豊富な初代アクア。まず価格重視で狙いたいのは、2015年11月の一部改良後モデルです。衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームからなる「トヨタ セーフティ センスC」が設定されたため、同装備搭載車がマストでしょう。
装備面では「G」「X-URBAN」が充実していて、後者には16インチタイヤが標準装備されています。

なお、最新モデルの先進安全装備は、全車同等で2018年4月の一部改良で「トヨタ セーフティ センス」にアップデートされています。最新モデルでは、「G」に標準装備、「S」と「L」は「トヨタ セーフティ センス」と静止物対象でペダル踏み間違い事故を抑制する「インテリジェントクリアランスソナー」はオプション設定になっているので、同装備が搭載されたモデルを選択したいところ。
アクアに限らず、こうした先進安全装備のアップデートが行われると、同じクルマ(新車で)に買い替える人がいるくらいで、安全性に対してアンテナの感度が高まっている人が増えています。中古車選びの際も重要なポイントにしたいものです。

ほかにも、派生モデルとして「X-URBAN」や「Crossover」などSUV風味が付加された仕様もあります。また、「S Style Black」など、特別仕様車も年に1度程度設定されているほか、「GAZOO Racing」による「G’s」や「G"GR SPORT"」というスポーツ系グレードも設定されています。

トヨタ アクア

次期アクアはさまざまな噂が飛び交っていますが、現行モデル(初代)はタマ数が多く、中古車で買う際も今が狙い目です。「G"GR SPORT"」の未使用車や走行距離の短い物件も豊富にありますから、他のアクアとあまり被りたくない、というニーズにも応えてくれそうです。
一方で非常に安価な物件もあり、その大半は衝突被害軽減ブレーキが付いていませんので、販売店で付けられる後付の衝突被害軽減ブレーキを装着する手もあります。

※最新の中古車情報を掲載している都合上、中古車情報と記事内容が相違している場合があります。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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