ゆったりと座れる 100万円以下のステーションワゴン
後部座席が広いので、ゆったりと座れるステーションワゴン。もちろん荷物も多く乗せることができます。100万円という予算でも、いろいろな車種がありますのでよりどりみどりで選べるのもうれしいですね。
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ライバル車が多く、豊富な選択肢

後部座席と荷室がひとつのスペースとなっているステーションワゴン。セダンのトランク部分を座席にしたというデザインで、後部はハッチバック式ドアをつけているクルマが多いです。セダンはトランク部分が荷物しか載らないという不便さがありましたが、ステーションワゴンの登場により、クルマの使い方がより自由になったと言えます。
同じようなボディタイプとしてバンがありますが、バンよりは車高が低いので、機械式駐車場でも駐車できるかどうかといった心配をしなくてもいいです。後部座席はゆったりと座れますし、大きな荷物を載せなくてはならないときは、座席を倒して荷物を置く場所を広くとることができるようなデザインになっているクルマがほとんどです。
このように後部の使い方の自由度が高いことに加え、貨物用のクルマとして使われる同じ形状のバンよりも燃費がいいことが人気の理由となっています。
ステーションワゴン専用車として設計され、大ヒットしたスバルのレガシーが大ヒットして以来、自動車メーカーはステーションワゴンの開発を本格化し、販売してきました。そのため、100万円という手ごろな値段でもいろいろな車種から選ぶことができます。
代表的なブランドは、レガシィ以外ですと、トヨタであればカローラフィールダー、日産のエルグランド、ホンダ・オデッセイといったクルマになります。輸入車ではベンツのCクラスやフォルクスワーゲン・ゴルフ、アウディのA4といったクルマがそうです。
中古車の状態としては、走行距離が5万キロから10万キロ程度で、5年落ちから10年落ち程度の状態のクルマが多いです。 ステーションワゴンは軽自動車や輸入車も含めて選択肢は広いので、燃費など経済性を重視したり、内装やデザイン重視で輸入車を選んだりすることもできるカテゴリーと言えるでしょう。