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他人名義の車は売却できる?他人名義の車を売却する時の手続きパターン5つ

売却する車の名義が自分ではない場合、売却に必要な書類や手続きがわからず、不安になる方も多いのではないでしょうか。今回は、他人名義の車を売却する際に必要な事柄を紹介しています。車の売却に不安のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

Chapter
他人名義の車は売却できる?
他人名義の車を売却する際に準備しておくべき書類8つ
他人名義の車を売却する時の手続きパターン5つ
車を売却する方法4つ
他人名義の車を売却する時の手続きを知ろう

他人名義の車は売却できる?

他人名義の車売却

自分名義の車を売却するのは、簡単なことです。それに対して、他人名義の車を売却する際には、いくぶん面倒な手続きと色々な書類が必要になってきます。
他人名義の車を売却するためには、まず名義変更をしなければなりません。他人名義から自分名義の車へと変更して、初めて売却することができるのです。

自分名義にする必要がある

売却することができる車は、基本的に自分名義の車だけです。他人名義の車を売却する場合は、名義変更をする必要があります。
他人名義から自分名義に変更するには、個人で陸運局へ届け出る、業者に依頼して変更手続きをしてもらうという2通りの方法があります。どちらの方法をとるかによって必要な書類が変わってくるので、あらかじめ調べて準備をしましょう。

他人名義の車を売却する際に準備しておくべき書類8つ

他人名義の車売却

他人名義の車を売却する場合には、自分名義の車を売却する際に必要な書類に加え、いくつかの書類が必要になります。もとの名義の人物と売却したい人物との関係によって、必要な書類も違ってくるのです。
また、普通自動車を売却するときは軽自動車を売却するときよりも、必要な書類が多くなります。ほかにも、使用する印鑑として、普通自動車の場合には実印が必要ですが、軽自動車の場合には認め印でもよいといった違いがあります。

売却時に準備しておく書類1:自賠責保険証明書

自賠責保険(自動車損害賠償保険)とは、法律で加入が定められている「強制保険」です。加入していなければ、車検を通すことができませんし、一般道の走行も許可されません。
加入している証明書を携帯せずに運転した場合には、法律で罰金が科されます。自動車を運転するために必要な書類です。車検証と一緒に携帯するといいでしょう。車を譲ってもらう場合など、自賠責保険が他人名義のままでは、車の所有者の名義と実態が変わってしまうので、契約の変更手続きが必要になります。

売却時に準備しておく書類2:車検証

車検証(自動車検査証)は、車の所有者(名義)や仕様について説明している書類で、車検を通した際に「陸運局」から発行されるものです。車検証がない車を売却することはできません。
自賠責保険証明書と同じく、運転する際には必ず携帯することが義務づけられる書類です。車の中に保管することも義務づけられているため、一般的には助手席前のグローブボックスに入れてあります。

売却時に準備しておく書類3:自動車税納税証明書

自動車税を納めた時に交付される証明書が、「自動車税納税証明書」です。車を売却する際には、最新の納税証明書が必要になります。
自動車税納税証明書は、車の売却にあたり法的に必要な書類ではなく、売却後のトラブル発生を防ぐために実際の取引で求められます。もし紛失した場合は、納税証明書の再発行までに時間と手間がかかるので注意しましょう。

売却時に準備しておく書類4:所有者の印鑑証明書

他人名義の車を売却するには、まず名義を自分に変更しなければなりません。名義変更や車の買い取りを業者に依頼する場合、委任状や譲渡証明書が必要になります。
委任状や譲渡証明書に押すのは「実印」でなければなりません。認め印やシヤチハタは使用できません。押した印鑑が市区町村に登録された「実印」であることを証明するために、「印鑑証明書」が必要です。

売却時に準備しておく書類5:委任状

他人名義の車の名義変更をするためには、本来の所有者からの「委任状」が必要です。車検証に記載してある所有者が、本来の所有者となります。
また、業者に車の売却を依頼する場合にも、委任状が必要です。業者に売却手続きを委任することを記載します。いずれの場合も実印を押さなければならないので、印鑑証明書が必要です。

売却時に準備しておく書類6:譲渡証明書

「譲渡証明書」は、自動車を他人名義から自分名義に変更するために必要な書類です。もとの持ち主から「譲渡します」という証明をしてもらって、はじめて名義の変更ができます。
「譲渡証明書」は、譲渡する側が用意する書類です。もとの持ち主が、親族や友人、ローン会社など、いずれの場合にも必要になります。

売却時に準備しておく書類7:代理人の身分証明書

「代理人の身分証明書」が必要となるのは、おもに親の代理人として車を売却する場合です。通常の自動車売却に必要な書類とあわせて用意します。
親の代理人となるのは、所有者である親が免許を返納していて自身で買い取り店に持ち込めないときや、認知症で判断能力が欠けてしまったときなどです。

売却時に準備しておく書類8:リサイクル券

自動車製造業者にはリサイクルの責任を、ユーザーには自動車購入時に廃車の際にかかる費用を負担することが「自動車リサイクル法」で義務づけられています。「リサイクル券」は、この法律に基づいて定められたリサイクル料が、きちんと納められていることを証明するものです。
「リサイクル券」は、解体もふくめて、自動車を廃車するときに必要な証明書です。自動車購入の際に、車検証とともに渡されます。

他人名義の車を売却する時の手続きパターン5つ

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他人名義の車は、名義を自分にすることで売却できるようになります。もとの名義人が、売却したい人とどのような関係にあるか、現在どういう状況にあるかなどのパターンによって、手続きの方法や、そのために必要な書類が変わります。
これから、他人名義の車を売却する時の手続きパターン5つを紹介していきます。

他人名義の車の売却手続き1:ローン会社やディーラー名義の場合

ローンで購入された車の多くは、ローン会社やディーラーの名義になっています。ローンが完済されていても、車検証に記載された名義は変わらないので、「所有権解除」をして、所有者変更の手続きをしなければなりません。
ローンが残っている場合は、完済してからでないと他人名義からの名義変更ができませんし、売却も不可能です。しかし、売却金額をローンの残金にあてて完済する方法があります。
また、売却後に新車を購入するのならば、ローンの残金を新車のローン金額に乗せてもらうこともできます。

他人名義の車の売却手続き2:親名義の場合

親が名義人である場合は、親の代理人として車を売却することができます。
代理人として車を売却する場合には、代理人を立てたことを記した委任状、車の名義を自分に変更するための譲渡証明書の2つが必要です。親と代理人となる子、両方の実印が必要なので、印鑑証明書を取ることも忘れないようにしましょう。

他人名義の車の売却手続き3:親族・友人など知人名義の場合

親族・友人などから譲ってもらった車を売る場合、売却の前に車の名義を変更しておく必要があります。業者を間に入れないのであれば、自分で名義変更の手続きをしなければなりません。
譲渡してくれる親族・友人に用意してもらうのは、「委任状」、「譲渡証明書」、これら2点と書類に実印を押した「印鑑証明書」です。これらの書類と「車検証」、自分の「印鑑証明書」を持って陸運局へ行けば、名義の変更をすることができます。

※親族・友人が海外に在住している場合の注意点

名義人が海外に住んでいても、「委任状」と「譲渡証明書」を送ってもらえば、代理人として車を売却することができます。ただし、名義変更には名義人の「印鑑証明書」が必要ですが、海外では取得することができません。
「印鑑証明書」のかわりに、「署名証明」を取得して送ってもらいましょう。「署名証明」は、各国の在外公館で発行してもらうことができます。

他人名義の車の売却手続き4:名義人が亡くなってしまっている場合

名義人が亡くなっている場合には、所有権を移す「移転登録」の手続きを陸運局で行う必要があります。所有権を移転しないと、車を売却することはできません。
「移転登録」の手続きには、名義人本人が亡くなっていることを証明する「戸籍謄本」を始め、法定相続人全員が車の所有権移転を認めた証明となる「遺産分割協議書」、法定相続人全員の「印鑑証明書」、被相続人との血縁関係を証明する「戸籍謄本」が必要になります。

他人名義の車の売却手続き5:名義人の判断力が欠けている場合

名義人である親が認知症によって判断力を欠いている場合、「成年後見制度」を利用すれば、名義変更をしなくても、代理人として車を売却することができます。売却の際は、代理人の実印と印鑑証明書、身分証明書が必要です。
「成年後見人」になるには、家庭裁判所へ申し立てをし、選任される必要があります。その際には、「申立書」、「認知症の診断書」、「親の戸籍謄本」などが必要です。

車を売却する方法4つ

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車を売却するには、いくつかの方法があります。ディーラーに引きとってもらう、買取業者に売る、個人間で取り引きをする、などです。
売却する方法によって、下調べする項目や準備する書類が違ってきます。また、それぞれにメリット・デメリットがあるので、状況にあった売却方法を見極めることが大切です。

車を売却する方法1:ディーラーでの下取り

新車購入を考えている場合、ディーラーに下取りしてもらうのが一般的です。ディーラーがすべて手続きしてくれるため、手間がかかりませんし、新車が納入されるまで売却する車に乗り続けることができます
負担が少ないかわりに、ディーラーでの下取りは査定価格が安くなりがちです。ディーラーは新車販売が主なので、買い取った中古車はそのまま業者に流されます。そのため、下取り価格が市場の業者買い取り価格よりも低い価格に設定されるのです。

車を売却する方法2:個人間で売買する

個人で車を売却する方法としては、インターネットでのオークションやフリマサイトを利用する方法、個人間売買の代行や仲介をする業者やアプリを利用する方法があります。
オークションなどを利用するメリットは、手数料がかからないため、業者を利用するよりも高い収入を得られる点です。そのかわり、個人間のトラブルが発生しやすい、手続きに手間がかかるといったデメリットもあります。

車を売却する方法3:中古車買取業者を利用する

中古車の買い取りを専門にしている業者ならば、ディーラーに下取りに出すよりも高い価格で買い取ってくれます。売却までの時間が短くて済むのも特徴です。
ディーラーの下取り価格より高いとはいっても、業者側としては少しでも安く買い取りたいため、低い査定額を出してくることがあります。複数の業者に見積もりをしてもらって、売却先を決めると良いでしょう。

車を売却する方法4:一括査定を利用する

一括査定とは、複数の買取業者に査定申し込みができるサービスです。車種や走行距離といった車の情報と、連絡先などの個人情報を登録すれば、提携している業者が査定しに来てくれます。
一括査定は、一度に複数の業者に査定を依頼できるため、買取価格の比較をしやすいというメリットがある反面、業者どうしの競合が激しく、しつこい電話営業がかかるなどのデメリットもあります。信頼できる業者を選ぶことが重要です。

他人名義の車を売却する時の手続きを知ろう

他人名義の車売却

他人名義の車を売却するためには、車の名義を自分に変更する必要があります。本来の名義人との関係によって、必要な書類が変わってくるので、手続きの際には注意しましょう。
名義変更は個人で行なう場合、用意する書類が増え手続きが難しくなります。手間をかけたくないのであれば、手数料を払ってディーラーや業者に依頼するほうが確実です。
また、売却に関しても、相手が個人か業者かでメリット・デメリットが変わってくるので、検討が必要になります。

ドリキン土屋圭市MC!

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